最大8chにまで拡張可能なタイムシフトマシン
タイムシフトマシン以外に、通常録画用として3チューナーを搭載。このうちの2チューナーをタイムシフト用に割り当て可能で、最大で8chの録り貯めが行なえる。この追加の2チューナーはBS/CSにも対応するため、BS/CS放送は最大で5chまで常時録画が可能。
ただし、この追加の2chについては制限があり、タイムシフト時はDR録画のみ(長時間録画は不可)で、HDDもタイムシフト用ではなく通常録画用の記録領域に保存することになる。そして通常録画用のHDD容量(1TB)のうち、タイムシフトマシンで使用できるのは最大750GBまで、USB HDDの割り当てもできない。
つまり、この2chをタイムシフトマシンで使用する場合、記録できるのは地デジで約2日分(BS/CSは最大34時間分)のみとなる。
なお、通常録画については最大で4台のUSB HDDを使用可能で、4TB×4台のHDDを接続すれば16TBという大容量を実現できる。
それ以外のチューナーについてはDRモードはもちろん、長時間録画も可能。最低画質(3.5Mbps)に設定すれば、6chで最大17日間を録り貯められる。ちなみに、M190は最大15日間だったので記録時間が伸びているように見えるが実際はそうではない。
1日に1回、必ず実行しなければならないシステムメンテナンス時間が従来の15分程度から1時間に延びている。メンテナンス中は録画が停止となるため、実質1日23時間の録画になる。このため録り貯められる“日数”は増えているが“時間”は同じである。
B-CASカードはタイムシフト用に2枚(地デジ専用×1、3波対応×1)、通常録画用に1枚(3波対応)となっている。有料放送を契約する場合、タイムシフト用のカードで契約すると常時録画は可能だが、リアルタイムの番組視聴やタイムシフトで設定した以外の番組の視聴などができない。
通常録画用のカードで契約すれば、リアルタイム視聴も他チャンネル視聴も行なえるが、さらに2ch以上のタイムシフトマシンも利用したい場合、2契約が必要となる。