東芝から、最大8chのテレビ常時録画が行なえる「REGZAサーバー」こと「DBR-M490」が6月20日に発売される。予想実売価格は14万円前後だ。
2011年11月に発売された第一世代は「REGZAブルーレイの中のREGZAサーバー」という位置づけだったが、約1年半ぶりの第二世代機は「REGZAブランドの中で独立した製品」とのこと。従来モデルの「DBR-M190」の上位機種になるという。
タイムシフトマシンがBS/CSに対応
全録領域のUSB HDD増設も可能に
REGZAサーバーの最大の特徴は「タイムシフトマシン」である。従来機は最大6chの地デジ番組を常時、かつ同時にHDDに記録。長時間録画機能と組み合わせることで、1週間程度の番組を録り貯めることができた(HDD容量がなくなると古い番組から自動消去していく)。
M490は、従来機では非対応だったBS/CS放送のタイムシフトマシンに対応。BS/CSは合計3chまで録り貯めることができる。
タイムシフトマシン専用のHDD領域はM190と同じ4TBだが、M490ではUSB HDDを増設してタイムシフトマシン用に割り当てることが可能。タイムシフトマシン自体は(BS/CSも含め)同時に6chまでの録画に対応するが、このうち1~2ch分をUSB HDDに記録することができる。
つまり、内蔵HDDはその分記録時間が増えるのだが、それだけでなく、外付けHDDの容量が大きければ、その分外付けHDDへの記録を指定した1~2chは長く保存できる。例えば2TB HDDを増設し、そこに1chだけ割り当てたとすると、最大で約26日分の番組を録り貯められる、ということだ。
