突然ですが、東芝の「REGZAサーバー」こと「DBR-M180」を買いました。地デジ6チャンネルを常時録画でき、かつ地デジ/BS/CSの番組を2チャンネル同時録画(つまり最大8チャンネル録画)できるというBlu-ray Discレコーダーだ。
なんで買ったかというと理由は3つ。個人的に「全チャンネル録画」と「サーバー」という言葉に弱いことと、市場の最安値が10万円を大きく割り込み、実売で8万5000円前後にまで下がっていること。そして、もう1つはNTTドコモの「ARROWS X LTE」を入手したこと。
ARROWS X LTEについては特集でご紹介したとおり、DTCP-IPに対応している。なのでDLNAで録画した番組などを受信して再生できるのだ。防水仕様でワンセグ内蔵のARROWS X LTEならお風呂でもキッチンでテレビを視聴できるが、いかんせんワンセグの解像度が低すぎる……という悩みを解決してくれるわけだ。
というわけで、M180に対して大いなる妄想を抱いていたのである。
テレビっ子にはたまらない理想の生活
妄想の内容はこうだ。まず地デジは「タイムシフトマシン」機能を使って6チャンネル常時録画を行なう。NHK、日テレ、TBS、フジ、テレ朝、テレ東で6チャンネル。東京MXとテレ玉も捨てがたいが、そこは残り2チャンネルの通常録画でフォローしてもいい。
タイムシフトマシンを稼動させれば、電子番組表で翌日の面白そうな番組をチェックして録画予約を行なう、というこれまでの作業はBS・CSのチャンネル(と一部地デジのチャンネル)に集中できる。
で、翌日帰宅したら録画済の番組をチェック。ARROWS X LTEがあるのでお風呂やキッチン、果てはトイレの中でだって録画番組を視聴できるので時間の節約にもなる。
ちなみにタイムシフトマシン機能で録画した番組は専用の記憶領域に保存され、容量がいっぱいになったら古いものからどんどん消去される。
M180の場合、タイムシフトマシン用に2TBの容量が確保されている。6チャンネルをDRで録画すると1日半でいっぱいになるが、長時間録画を使えばさらに長期間キープできる。「8M」モードで3日分、「6M」モードなら4.5日分録り貯めることができるので、画質次第だがDRじゃなくてもいい気がする。
残したい番組があった場合は、そこから通常録画領域にダビングする必要がある。通常録画領域とは手動による録画予約で地デジ/BS/CSを録画した際に保存される場所で、容量がいっぱいになっても(設定を変えなければ)自動的に消去されることはない。いわばプール領域だ。M180では500GB分が用意されている。
ただし、筆者の場合はNASにダビングしたいと考えている。使用しているテレビ(REGZA)がNASへの録画に対応しており、ここ数年はずーっとそこに録画していたので、共用したいと思っているから。そのNASには1TB HDDがつながっているので、容量の面でも安心だ。
うーん、考えただけでもわくわくするのである。
