筆者はワイヤレス無線LANが巷に登場した2000年頃からウェブカメラ(ネットワークカメラ)の大ファンだ。
“マニア”ではなく“ファン”だと言った理由は、登場以来、何も変わらずずっ~と難しいとされているウェブカメラの設定やその試行錯誤にはまったく興味がなく、単に自宅にいるペットを外出先から眺めたり、自室の窓から見える景色を家族や親しい友人と共有したりしたいだけだからだ。しかし、その簡単そうなことが意外と大変なのだ。
従来の“石器時代のウェブカメラ”を一度でも、自宅やオフィスに導入し、設定したことのある人なら、その大変さは十分身に染みていることと思う。
マニアにとってはチャレンジしがいのある俗に言う「NAT越え」や「ダイナミックDNS」の設定も、ごく普通の人が実際に自分の手でやってみると、いかに大変かはすぐに理解できるはずだ。
そんな石器時代のウェブカメラにつきものの忌まわしい過去を一挙に払拭してくれる“ウルトラ簡単”なクラウド対応のウェブカメラが今回、筆者が最速衝動買いした「カメラ一発!」だ。今まで、ウェブカメラの設定で失敗した人達も、間違いなく100%救われるはずだ。
素っ気ないパッケージとは裏腹の多機能な装備
カメラ一発!のすごいところは、設定の簡単さだけではなく、実はいろいろ使える多機能さを隠し持っていることだ。素っ気ないエコなパッケージを開くと、据え置きスタンドの付いたカメラ一発!の本体とACアダプター、イーサネットケーブル、スタートガイド、はじめにお読みください(兼・保証書)、そしてID/Password Cardの6点が出てくる。
カメラ本体はスタンドに載せた状態で、床置き、天井吊り下げが可能で、またフレキシブルにアングルを変えることができる。側面には、microSDカードスロットと外部スピーカー接続ジャック、背面にはAC入力とRJ-45イーサネットポートが備えられいる。
前面には、カメラレンズ(昼用)と(夜用)の2つ、WPSボタン、ステータス表示用の3個のLEDランプ(microSD、Network、Status)、マイクロフォン、赤外線人体検知センサー、赤外線LEDが取り付けられている。
昼間用と夜間用の2つのカメラレンズは、ユーザーが特別な設定操作をすることなく、赤外線LEDによる周囲の明るさ検知で自動的に切り替わり、暗くなると赤外線撮影になり、夜間の撮影画像も鮮明だ。
標準ではカメラ本体にスピーカーは搭載されていないが、側面の外部スピーカー接続ジャックに市販のスピーカーを接続することで、カメラの設置先と、カメラにアクセスするクライアント側との音声コミュニケーションが可能となる。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。
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