バトルでは敵味方の行動順を把握&操作することが勝利の近道!
生活と並ぶ本作の大きな魅力にして、敵味方が行動順の通りに行動するのが特徴的なバトルです。順番が来ると待機状態になり、次にそのキャラをアクションゲームさながらに操作して敵に接近。その後で通常攻撃の“アタック”や必殺技&魔法の“フォース”といったコマンドを選ぶことで攻撃するという手順を、“敵の全滅”などの勝利条件を満たすまで行います。攻撃は武器ごとに射程や攻撃回数が異なったり、移動は“ムーヴゲージ”を消費したりと、バトルには独自要素が満載です。
また“フォース”の中には、行動順を下げる“ムーヴダウン”の効果を持つものがあり、“威力の高い技で敵を倒すことを狙う”、“威力は低いが行動順を下げる技で安全に戦う”など、その使い方しだいでバトルの難易度が簡単にも難しくもなるのが特徴です。威力の高い技で敵を倒せないと、敵の行動順が早く回ってくるので、そこの駆け引きも重要です。
ただし、“ムーヴダウン”の効果には限界があるようで、“ずっとオレのターン!”にすることはかなり難しいです。バトルシステムを極めたい人は挑戦してみては?
リンクアタック(協力攻撃)に海戦、ネフィリム戦など独自要素は多数存在
行動順の他にも、バトルには重要な要素が満載です。例えば“デュオ”は、他の仲間を1人だけ引き連れて移動できるというもので、その仲間は“ムーヴゲージ”を消費せずに移動できるという利点があります。また“アタック”の際に、近くに対象の敵を攻撃可能な仲間がいると、協力攻撃の“リンクアタック”が発動、一緒に敵を攻撃してくれます。それによって“フォース”を使わなければ倒せない敵を、“アタック”で倒せる場合があるのが魅力。“フォース”を使うためには行動順が回ってきた時などにたまる“フォースゲージ”が一定量必要なので、それを節約できるのもポイントです。
船で戦う海賊との海戦や巨大なネフィリムとのバトルでは、剣などが届かない&有効なダメージを与えられない関係で、主に“大砲”で戦うのも独特です。“大砲”には、連射ができない、味方と同じようにHPがあるといった特徴があり、発射後は冷却したり修理したりしながら戦うことになります。こう書くと面倒に感じる人がいるかもしれませんが、“大砲”は意外と丈夫なうえに複数用意されていることが多いので心配無用。個人的には、高威力の砲撃がクセになり、通常攻撃が物足りなくなる人が続出しそうなことが心配です(笑)。
チャレンジ精神をくすぐるやり込み要素もあって
遊び応えは200%!
ここまで紹介してきた要素の他にも、本作には武器の生産&強化やトロフィーのような“コレクション”をはじめ、さまざまな要素が用意されています。すべてのパンを焼くことや、すべての魚を釣るといったことも、種類がホントに豊富なのでそう簡単には達成できません。
また、基本的に昼に受けることが多い“ストーリークエスト”は、クリアすると次の日に進むことになるのですが、イベントの中には夕方や夜に見られるものがあります。個性豊かな仲間たちにも、それぞれ個別のイベントが用意されているので、時には物語を進めず、時間帯ごとに村を探索するのも激しくオススメ! 生活要素と冒険要素、両方をバランスよく楽しむことが、本作の魅力を満喫するための重要ポイントでしょう! ストーリークエストやフリークエストばかりやっている自分が言うのもアレですが(苦笑)。
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