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超合金ロボみたいに合体! HPのElitePad 900

2013年02月26日 11時00分更新

文● 貝塚/ASCII.jp編集部

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これからのサブPCは「ElitePad 900」だ!

 読者の中にはPCを何台か所有している方も多いかと思う。サブPCを所有する理由は多々あるが、映像や写真の編集、DTMなど、比較的高い処理性能が要求される作業をメインのPCでこなし、サブPCはブラウジングやメール、業務・予定の管理や確認といった簡単な作業に用いるという使い方が割と多いのではないか。

キーボード、マウスを繋げばPCに早変わり。

 Wi-FiやBluetoothもほぼ世の中に浸透し切った感があり、従来のサブPCの部分をタブレットで補うパターンが増加してきた。しかし、LANやUSB周辺機器が使えないことでストレスを感じる面は現状、まだまだ多いはずだ。

 タブレットに変形するPCや、ディスプレー部が取り外せるPC、端子類の充実したタブレットなど、PCとタブレットの中間的な製品は多々あるが、重量であったり、デザインであったり、どこかが犠牲になっているパターンが大半だった。

 ElitePad 900は単体で用いれば極上のタブレット、アクセサリーを利用すれば簡単なPCとして十分に使いものになる、画期的なタブレットなのだ。出先ではタブレットとしてメールチェックや予定の確認、あるいはプレゼンテーションのツールとして使い、会社・自宅ではPCとして使う。これが極めて自然に、無理なくできる。タブレットの購入を検討している人はもちろんのこと、サブPCの導入や買い替えを検討している人にも、是非試してみて頂きたい。

純正オプションも続々発売予定

簡単な作業なら十分にこなせるサイズだ。

 本機は「ビジネス向け」としてリリースされているが、一般ユーザーも購入できる。今回はお借り出来なかったが、4月に発売予定の「キーボードジャケット」なるものも存在し、これを装着すると単体でスライド式ウルトラブックライクな姿になるようだ。こちらも是非試してみたい製品である。その他、「エグゼクティブ・タブレットペン」や「Ethernetアダプター」、「HP ElitePadケース」なども順次発売予定。使用法に合わせて、本体と一緒に購入したいところだ。

 本体は極めてシンプルにミニマルに、オプションで機能を補完する。そんな潔い仕様のElitePad 900を触っている内に「インターフェースなんてオプションで十分、十分」と思えてきた。装着や付け替えがスムースにできると、アクセサリーを使うのが楽しくなることを知らされた思いだ。

 真面目な造りなのに、何故かユーザーをわくわくさせるミリタリースペックのタブレットElitePad 900。ビジネスマンのみならず、Windows 8入門機として万人におすすめできるタブレットだ。

CPU ElitePad 900の主な仕様
モデル Directplus専用モデル D4T09AW#ABJ D5J53PA#ABJ
CPU Atom Z2760(1.8GHz)
メモリ 2GB LPDDR2
ストレージ 32GB SSD 64GB SSD
ディスプレー 10.1インチ(1280×800ドット)
インターフェース ヘッドフォン端子、NFC
通信機能 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.0
本体寸法 約幅261×奥行178×高さ9.2mm
重量 約630g
バッテリー駆動時間 約10時間
OS Windows 8 32bit Windows 8 Pro 32bit

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