「International CES 2013」で中国メディアが最も注目した製品のひとつが、NVIDIAの「Project SHIELD」だった。
Project SHIELDについては「SHIELDはNVIDIAが直販! Tegra 4の性能はどれくらい?」の記事を参照していただきたいが、特徴としては「端末自体はAndroidがベースとなっており、Android向けのゲームタイトルが動作するのはもちろんのこと、無線LAN経由でGeForce搭載PCと接続すれば、PC用ゲームも楽しめる」ものとなっていて、「1台で多くの(海賊版含む)ゲームが遊べる」製品を利用してきた中国人の琴線に触れた。
1台で多くのゲームが遊べる、多機能である、というのは中国人のツボにはまりやすく、スマートフォンやタブレットについても、ライトユーザーですら「音楽を聴いて動画を見てゲームで遊びたい」と買っている。
何も知らないライトユーザーが買おうとすると、それを狙う悪質業者が出てくるのが中国の常。日本でも、アキバで怪しい中華タブレットや中華スマートフォンが出ている中、中国でスマートフォンにまつわるこんなニュースがある、という話をいろいろピックアップして紹介したい。
iPhone 6から超精巧なiPhone 5までニセモノが……
まずは中国式有名税ことニセモノ。ちまたでは「iPhone 6」に関するウワサがささやかれているが、中国では本物不在のまま早くもiPhone 6のニセモノが登場。さらに、本物に迫るニセiPhone 5が引き続き登場している(関連記事)。
iPhoneのニセモノは非常に入手しやすく、知名度も高いことから、中国ではiPhone人気の中、これからはじめてiPhoneを買うという人が掴んでしまうことは普通にある。
あからさまなニセモノが多いのが特徴。安いiPhoneを買って数日使ったのちに、友人から「それiPhoneじゃない」と言われることもあるのだそうな。
「SAMSUNG」ならぬ「SUMSANC」とか「SANSUMC」
「SUMSANC」「SANSUMC」などサムスンのニセモノも登場。ソニーの「Xperia S」や「Xperia arc」のニセモノも出ている。
ただ、Xperiaに関しては、本物を持っていても「Sony EricssonロゴではなくSONYロゴの製品だって? ニセモノだろそれ」というガジェットに興味がない人も今のところ結構いるようだ。ニセモノだらけの中国で育つとそう考える人がいてもおかしくないが、これは時間が解決してくれよう。
iPhoneのニセモノと比べ、サムスンやソニー(ほかにもHTCや中国メーカーの小米など有名なメーカーは中国国内外を問わない)のスマートフォンのニセモノの外見は、中国のヘビーユーザーでも一見見分けがつかないほど精巧で困りもの。
さらに、これらが前回の「中国の“携帯電話市場”でのスマートフォンの買い方」で紹介したような普通の携帯電話市場で混ざっていたり、テレビの通販番組で堂々と売られているのだからタチが悪い。
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