デノンが贈る、新世代ヘッドフォン+ネット対応オーディオ 第4回
簡単Wi-Fiで使える!! 快適な音楽リスニングの決定版
ネット再生を気軽に楽しめる「Cocoon」に迫る
2013年01月11日 11時00分更新
昨年夏に発表されたデノンのDock型スピーカー「Cocoon」(コクーン)の上位モデルが、昨年末(12月20日)に発売となった。iPhone/iPadが接続できるDockコネクタに加えて、AirPlayやインターネットラジオ、DLNAによるネットワークオーディオ再生も可能と、ネットワーク音楽再生をフルに体験できる魅力的な製品だ。
年末年始の休日に、Cocoonシリーズの2製品を借りられたので、その実力をじっくりと確かめてみた。
「据え置き」と「ポータブル」、2種類のモデルが選べる
Cocoonには2つのモデルがある。ひとつは、昨年12月に発売された据え置き型の「Cocoon Home DSD500」(実売5万9800円)。幅451mmとDockスピーカーとしてもやや大きめの部類に入るモデル。カラーバリエーションはブラックのほか、ホワイトも用意されている。
もうひとつは、10月発売でよりコンパクトな「Cocoon Portable DSD300」(実売4万9800円)。サイズは幅352mmと一回り小さい。こちらのカラーはブラックのみ。いわゆる下位モデルと思われがちだが、実はバッテリーを内蔵しており、完全ワイヤレスで使えることが大きな特徴だ。
余裕のあるサイズで、豊かに音楽再生を楽しめるDSD500、手軽に持ち運んで家の中の好きな場所で使えるDSD300と、スタイルに合わせて選べるようになっているのだ。
サイズ、使用するスピーカーユニット、バッテリーの有無という違いを除けば、2モデルの機能は共通だ。インターネット接続は、有線/無線の両方に対応する。パソコンやAndroid端末、NAS(ネットワーク接続型HDD)などのDLNAサーバー機器に保存した音楽のネットワーク再生が可能だ。
再生に対応するファイル型式もMP3、WMA、AAC、WAV、FLACと多彩。iPhoneなどのiOS機器とはDockコネクタ経由(iPhone 4Sなど30ピンコネクターに対応)での接続のほか、AirPlayによるワイヤレス再生も可能だ。
さらに、インターネットラジオ機能も持っており、プリセット3局のほか、自由に好みの局を選んで楽しめる。
本体にはUSB端子とステレオミニ音声入力を備えているので、USBメモリーに保存した楽曲の再生やステレオミニ接続で一般的なオーディオ機器とも接続できる。
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