最近ではスマホのカメラの進化はあまり注目されなくなってきたが、頻繁に使う機能だから使い勝手はやはり気になる。本連載で比較している秋モデルの3機種は、いずれも今や当たり前になりつつある裏面照射型のCMOSセンサーを搭載する。また、撮った写真がキレイなだけではなく、高速起動や撮影間隔の短さも外してほしくない。果たしてこの3機種はどうだろう。
まずは3機種のカメラのスペックをチェック
まずは今回比較する「Optimus G L-01E」「AQUOS PHONE SERIE SHL21」「STREAM 201HW」のカメラの主なスペックを比較してみよう。
ドコモ「Optimus G L-01E」 | au「AQUOS PHONE SERIE SHL21」 | ソフトバンク「STREAM 201HW」 | |
---|---|---|---|
カメラ画素数 |
1320万画素CMOS (裏面照射型) |
1312万画素CMOS (裏面照射型) |
800万画素CMOS (裏面照射型) |
インカメラ | 140万画素CMOS |
124万画素CMOS (裏面照射型) |
130万画素CMOS |
動画撮影サイズ | フルHD | フルHD | フルHD |
高速起動 | ○ | ○ | ○ |
高速撮影 | ○ | ○ | × |
手ブレ補正 | ○ | ○ | ○ |
顔認識 | ○ | ○ | ○ |
シーン設定数 | 7 | 11 | 12 |
連写機能 | ○ | ○ | ○ |
3機種ともメインカメラには裏面照射型CMOSセンサーを搭載。画素数はSTREAMだけが劣るものの、それでも800万画素もあれば、気にする人はあまり多くないだろう。AQUOS PHONE SERIEはインカメラも裏面照射型CMOSセンサー。自分の顔を撮ることも多いインカメラだけに、明るく撮れる、低ノイズというのは「自分をキレイに撮りたい」というニーズにピッタリの組み合わせかもしれない。
動画撮影も3機種ともフルHDに対応。高速起動と高速撮影については、それを謳っていない機種もあるが、実測を計測して判断した。これは後述するとして、シーン設定数はSTREAMが12種類と頑張っている。3機種とも必ずしもカメラに注目が集まっていないだけに、どんな機能があるのか詳しく見ていこう。
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