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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」 第7回

米国のiPhone 5をドコモで利用して見えた 料金と契約の違い

2012年11月19日 19時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura

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 サンフランシスコ近辺は11月に入って急に天気が不安定になり、週の初めは25度を超える夏日だったかと思えば、土曜日には昼間の気温が10度以下という乱高下。風邪を引かないように注意しなければなりませんが、もっとひどいのはニューヨーク。熱帯性低気圧のハリケーンSandyの爪痕が残る中、翌週にはノーイースター(Nor'Easter)といわれる強い寒波の嵐が訪れ、雪まで積もったといいます。電気やガソリンなどのインフラを始めとして不安です。

 さて、今週は久しぶりに東京に滞在をしています。

 サンフランシスコを出発した日が5度だったので、東京の方が幾分暖かいのかと思ったら、そうでもなさそうで、冬支度をしてきて正解でした。季節の変わり目に都市を移動すると、こうした寒暖の調整が難しいですね。もちろん時差の調整も難しいのですが、通信手段の調整もまた、難しそうです。

Verizon版iPhone 5を日本で使うべく
帰国早々、まずドコモショップへ急ぐ

 日本に帰ってきてまず向かったのがドコモショップ。通信手段の確保、重要ですよね。今回は米国で使っていたiPhone 5でドコモのXiを試そうと思い、これまで持っていたドコモのmicroSIMをnanoSIMへ、FOMA契約からXi契約へ、それぞれ変更をかけることにしました。別々に行なうと手数料がかかるので、1度で済ませることにしました。

 それにしても、Xiは無料通話分があるプランが選べなくなったのが残念です。というのも、FOMA契約だったので、毎月1050円分の無料通話分が貯まり、ときどきかける国際電話や、日本からかかってくる通話の着信料に利用できる点も便利だったからです。

 Xiへの契約変更はともかく、東京都内、渋谷・青山周辺のドコモショップでnanoSIMを探すには苦労しました。始めに行った数店舗には在庫がなく、結局渋谷・宮益坂のドコモショップで残り3枚のnanoSIMの在庫を発見、こちらで手続きをすることにしました。

nanoSIMの在庫があるドコモショップが見つからなかったので探し回りましたが、無事入手。3Gではすぐにつながりました

 ほどなくして契約変更を終え、早速iPhone 5に挿入して確認。ドコモの電波を拾うことはでき、電話・データ通信ともにiPhone 5でできることを確認しました。しかし3Gのマークしか表示されなかったため、どうやらXiの電波を捕まえているわけではなさそうです。

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