TCA(電気通信事業者協会)は、2012年11月の「携帯電話等契約数」を公表。中でも注目はNTTドコモで、XiとFOMAを合わせた契約数は6075万3000となり、前月比で4万800の減少となった。
契約数の内訳は、Xiが739万4200(前月比67万8000増)、FOMAが5335万8800(前月比71万8800減)。9月21日にKDDI、ソフトバンクモバイルから発売されたiPhone 5の発売が大きく影響したと思われる。10月は7200の純増だったが、冬商戦との端境期となった11月についに純減に転落した。
なお、NTTドコモの契約数純減は2007年8月以来のこと。当時は携帯電話事業に参入したソフトバンクが、スーパーボーナスやホワイトプランなどの積極的なプロモーションで契約者数を増加させていた時期にあたる。
ちなみに、auは22万8800の純増で、3657万7900契約。ソフトバンクは、30万1900の純増で3104万7300契約となっている。