みんな画面を囲むがカンタンに、トランスフォームするPCだからできること
3Wayのコンバーチブルウルトラブック東芝「dynabook R822」
2012年12月26日 12時00分更新
Ultrabookとして高い性能を持つ
ディスプレーはマルチタッチに対応する12.5型/1366×768ドットのIPS液晶パネルを使用。視野角が広く発色の良さが印象的だ。さらに表面は耐指紋コーティングを施したCornig® Gorilla® Glass2で覆っており、強度的にも安心だ。また、別売のスタイラスを使った操作も可能。
CPUにはCore i5-3317U(1.70GHz)を採用。メモリーは4GB(最大4GB)。ストレージは128GB SSDを内蔵する。このあたりは最近のUltrabookとしては標準的なところだろう。Officeアプリやプレゼンテーション、ハイビジョンの動画再生といったものまで問題なくこなせるはずだ。
薄型の筺体ではあるが、インターフェース類に関しても必要十分なものを備えている。USB 3.0を2系統、HDMI出力端子を備える。オプションでGigabit Ethernetに対応した「USB-LAN変換アダプタ」を利用可能なので、購入を検討してみてはどうだろうか。
プレインストールソフトが豊富、Skype録画なども試したい
付属するACアダプターは約175gと軽い「軽量・小型ACアダプタ」が付属している。また、Windows 8 64bit版に加え、PowerPointも入った「Office Home and Business 2010 SP1」や「Adobe Photoshop Elements」が付属されている。
タッチパネルやタブレットに関しては、プレゼンテーションや画像の共有といった部分で積極的に活用したいので、標準装備してくれているととても役立つ。
中でも注目したいのが「Screen Capture」機能で、デスクトップの画面を保存できる「Corel Video Studio」。Skypeのビデオチャットを録画することも可能。アウトカメラを使って、メモ代わりに周囲の様子を動画で撮影したり、通話中の様子を残して、必要な部分だけを後でカット編集したりといったことが簡単にできる。フラットモードでの利用ももちろんだが、ノートPCモードで自由に角度を変えながら使うといった応用もできる。
また写真の活用と言う面ではAdobe Photoshop Elementsが便利。本格的な操作はもちろん、ペンを利用しながら、タブレットモードでちょっとした写真の補正やトリミングなどを行なえる。これを「MediaBook Express」を使って電子アルバム化すれば、旅行の思い出などを簡単に共有できる。写真の撮影から修整、そしてパッケージ化と配布まで。3Wayのスタイルを必要に応じて使い分ける快適さを実感できる。
もちろんOfficeも!
プレゼンテーションに必須のPowerPointも含んだOffice 2010 Home & Businessが付属。ノートPCスタイルで、スライドの内容を修正し、タブレットやフラットのスタイルで見せる。1台で完結したスタイルが可能になる。別売のペンを活用して、OneNoteを活用するのも快適。仕事用、プライベート用のメモを一括して管理でき、テキストやウェブサイトなどのスクリーンキャプチャーやURL、音声メモなどを自由なレイアウトで配置できる。手書きでちょっとした註釈を付けるなど、タブレットとはとても相性のいい操作感だ。
直観的なタッチ操作とパソコンならではのクリエイティブな作業。さらに大画面を複数人と共有するというコンセプトも盛り込んだこと。これが新世代dynabookの真骨頂と言えるだろう。
SPEC | |
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CPU | Core i5-3317U(1.7GHz) |
メインメモリー | 4GB(最大4GB) |
ストレージ | SSD 128GB |
ディスプレー | 12.5型ワイドIPS液晶(1366×768ドット)、Corning® Gorilla® Glass 2 |
グラフィックス | Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵) |
インターフェース | USB 3.0×2、HDMI、ブリッジメディアスロット、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth Ver4.0ほか |
バッテリー駆動時間 | 約6時間※3 (※3 JEITA測定法Ver1.0による値。駆動時間は使用環境および設定などにより異なります。) |
OS | Windows8 64bit |
本体サイズ | 326.5(W)×213(D)×高さ19.9(H)mm |
重量 | 約1.49kg |
(協力:東芝)