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みんな画面を囲むがカンタンに、トランスフォームするPCだからできること

3Wayのコンバーチブルウルトラブック東芝「dynabook R822」

2012年12月26日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部、出演●安田奈緒子、加藤皓也ほか

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調べた結果をすぐ見せられる、フラットスタイル

 タブレットスタイルで、液晶をずずぃ……っと後方にスライドさせ、キーボードを露出させたのがフラットスタイルだ。

タブレットスタイルからディスプレーを水平にスライドさせた状態がフラットスタイル。ウェブ検索などをした結果をすぐ見せるといった使い方に便利だ

 Windows 8だからタッチで快適に使えるようにしたい。しかし、パソコンである以上、長文の文字入力やタッチパッドを使った細かい操作もしたいはず!! そう考えて各社があれこれ頭を捻っているのが“変形型タブレット”。

 それぞれに特徴があるが、東芝ならではと言えるのが、フラットなスタイル。いわば「みんなでパソコンの画面を囲んで使う」というものを想定したもので、やや猫背になりながら一人で黙々と使うシーンを想像しがちなパソコンの利用シーンに一石投じそうなスタイルだ。

フラットスタイルの側面。Ultrabookのガイドラインに準拠していることもあり、非常に薄型の本体だ

 少人数での打ち合わせや対面型での商談の際、資料やウェブサイトの画面を見せながら説明すれば説得力が増す。タブレットの登場は、そういった使い方を身近にした。

 しかし、あらかじめ用意して置いた写真や資料を見せるのには良くても、その場でネットを検索したり、書類の一部分をその場で修正するといった使い方をするにはやはりキーボードがあったほうがいい。

3本指でクリックパッドをタッチすると、画面が180度回転し、対面に座っている人が見やすくなる(※2)

 こういった欲張りな要望にしっかり応えてくれるのが、東芝「dynabook R822」のフラットなスタイルだ。ウェブなどを検索し、そのまま画面を平らに倒す。その状態でクリックパッドに3本指で軽く触れると、画面が180度回転して、向かい合って座っている人の見やすい向きになる※2

各社が工夫をこらす中、“みんなで使う”に重点を

 いわばタブレットとノートPCの中間にある、フラットなスタイルの利点は何かを作ったり、情報を自分から検索するといった能動的な作業と、できあがったものやコンテンツを読んで眺めて楽しむビューイングをシームレスにつなぐ点にある。

 言い換えるなら、ひとりで使うものだったパソコンが、タッチ操作によって、みんなと共有するデバイスに変化させるのだ。

パソコンのHDDに保存してあるプレゼン資料などを相手にさっと見せたい時、フラットのスタイルは有効。ディスプレーを倒し、クリックパッドに3本指を軽く添えるだけで、相手が見やすい状態になる

 操作方法もディスプレーを水平に倒し、クリックパッドに触れるだけと自然。打ち合わせや商談の際にも、話の流れを遮らなくて済む。相手に不快感を与えることも少ないだろう。

 逆に「ちょっとこれは相手に見せたくないなあ」と思う内容が含まれた資料を、ちょっとカンニングしながら話を進めたい場合では、またノートPCスタイルに戻してしまえば、内容を簡単に隠せるという点もいい。

 こんなシーンも想定してみよう。仲のいい友人同士で旅の計画を立てたり、旅行から帰ってきた写真を整理するシチュエーション。旅先までの道筋を調べたり、宿泊するホテル、使用する交通機関など。地図やウェブサイトのそれぞれの意見を交換しながら決めていくことができる。

画面を囲んで写真を選ぶ作業ではタブレットのスタイルにして、画面に触れて操作しながら話を進めていくといい

 また、旅行が終わったら、楽しい思い出を共有するための反省会。みんながデジカメで撮影した写真を東芝「dynabook R822」にとりこんで、画面操作しながらアルバムを作成する。

 タブレットモードにしてタッチ操作で画像の拡大縮小や、回転などをしながら意見を交換。写真を選んだあとは、ノートPCモードにして文章を追加する……など、シームレスにスタイルを変更しながら、東芝「dynabook R822」を活用していきたい。

※2 3本指での回転機能を利用するためには、dynabook.comよりアップデートファイルをダウンロードし、インストールする必要があります。

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