質感の高い金属性筐体に見やすいIPS液晶を
Ultrabookということで、本体の厚さは16.9mmと薄型になっている。コーナー部分にアール(曲面)を使用しており、Ideaシリーズの他のUltrabookと同様に、ハードカバーの書籍のように側面が少しくぼんだデザインとなっている。
液晶を開くと皮シボのようにザラザラとした質感のパームレストの部分が現れる。手を置くと少ししっとりとした触感で、上々のフィット感である。立体的に整形されたIdeaPadのロゴがこっそりと自己主張している。タッチパッドはガラス製で、ちょっとしたスマートフォン並みに大型。
Windows 8はタッチの部分に関心が集まりがちだが、キーボード使用時にはタッチパッドを使ったジェスチャーも多用すると考えられるので、重要なポイントだろう。
なお、ディスプレーサイズは当初アナウンスされていた14型ではなく、13.3型になった模様。広視野角・好発色のIPS方式で、解像度も1600×900ドットと十分にあるので、自分で画面を見て使用するのはもちろん、複数人で覗き込んでみたり、机の中央において対面で相手に見せたり……といった用途でも活躍するはず。Windows 8世代のPCでは、高解像度に加え、IPS液晶にもぜひこだわりたいところである。