過去番組を便利に探せる「ざんまいプレイ」
タイムシフトマシンを搭載するZ7は「ざんまいプレイ」という新機能が利用できる。これはタイムシフトマシンで一時記録された番組をより深く楽しむための機能だ。
例えば番組視聴時に関連する番組の候補をサムネイル表示したり、番組表に多く含まれる話題のワードを抽出して関連する番組を検索したり、ネット上で話題になっている番組をリストアップしたりできる。
機能の中心はクラウドサービスとの連携
Z7/J7共通の大きな進化点は、10月下旬に開始予定の専用クラウドサービス「TimeOn」に対応する点だろう。従来モデルのメインメニュー的存在だった「レグザメニュー」がなくなり、新たに「クラウドメニュー」が実装されているあたり、ネットとの連携を前面に押し出しているのがうかがえる。
クラウドメニューでは、アップロードした写真を表示する「クラウドアルバム」や、知人などとコミュニケーションがとれる「伝言ボード」、自分のスケジュールや録画予約状況の表示が可能な「カレンダーサービス」などが利用できる。
クラウド連携の一例としては、録画した番組のシーン情報参照が挙げられる。番組内のコーナーごとの見出しと位置情報をクラウドサービスから取得することで、再生中の録画番組の内容をリストで確認し、見たいシーンをすぐに頭出しできる。
さらに新機能の「みどころシーン再生」は、特定の番組のシーンを一覧表示するのではなく、録り貯めた複数の番組の中からオススメのシーンをピックアップしてリスト化。映像のサムネイルとシーンの紹介文を表示する。
みどころシーン再生ではシーンのキーワード検索が可能なほか、Yahoo!で検索されることの多いワードをキーワードとしてシーンを検索する機能も搭載する。
そのほか、12月以降の対応となるが、最も視聴されたシーン上位30位をリストアップする機能や友人にオススメのシーンを共有する機能、番組視聴中にお気に入りのシーンを登録し、まとめて再生できる機能なども追加される予定だ。
そのほか、クラウドで取得した注目度の高いキーワードを選択することで、そのキーワードに関連する番組を自動録画する「おかませ録画」機能も新たに搭載される。
動画配信サービスは新たに「もっとTV」に対応。地デジ放送局のオンデマンドサービスを利用できる。