CEATECといえばAV機器である。例年CEATEC前は新製品リリースラッシュになる……のだが、今回は新製品の発表があまりなかった。
今年のCEATECにはAV機器の展示はあんまりないかな? と思っていたが、そんなこともなかった。トータルで見ると例年よりは若干少ない印象だが、メーカーによっては例年より一層元気にAV機器をアピールしていた。
4K2Kテレビを前面に押し出したソニーブース
ソニーブースは11月23日に発売予定の4K2K BRAVIA(KD-84X9000)を大々的に展示。その高精細な画面でゲームをプレイできたり、画面に表示された新聞の画像で精細感を確認できたりと、4K2Kの世界をアピールしていた。
一方で、開場早々に行列を作っていたのはヘッドマウントディスプレー「HMZ-T2」の体験コーナー。10月13日発売ということで、その装着感を確かめたい人が多かったようだ。
このほか、AV機器ではないがミラーレス一眼カメラの「NEX」シリーズのミドルクラス機種の国内未発表モデルも触れる状態で展示されていた。
新REGZA&4K2K REGZAで大にぎわいの東芝ブース
東芝ブースは「REGZA Z7/J7」と「4K2K REGZA」がメイン。特にREGZA Z7/J7はクラウドサービス「TimeOn」との連携が大きな注目ポイントだが、それで何ができるかなどはなかなか分かりにくい。
このため多くのスペースを割いて説明員が丁寧に説明していた。ちなみに、TimeOnのサービス自体がまだ始まっていないので、今回のCEATEC会場は実際にサービスを体験できる貴重な場となる。もし会場に足を運ぶなら見ておくといいだろう。
やっぱり「スマート」がテーマのパナソニックブース
スマートフォンとの連動をウリにした「スマート家電」を前面に押し出すパナソニック。AV機器も例外でなく、スマホ連携をアピールしていた。
一方で表示パネルについても、20V型で4K表示できる液晶ディスプレーや、145型の8Kプラズマディスプレーなどを展示。映像の精細さをアピールしていた。
そのほか、ソニーと同じく国内未発表のミラーレス一眼カメラ「LUMIX GH3」を参考展示。ただしケースに囲われており、実際に触ることはできない。
