東芝から、液晶テレビ「REGZA」の新モデル「Z7」と「J7」が発表された。ラインアップと予想実売価格は下記のとおりだが、今回その実機(ベータ機)が一足早く編集部に届いたのでフォトレポートをお届けする。
今回のZ7は従来モデルの「ZX」シリーズにあたる機種で、J7は「Z」シリーズに該当する。Z7はパネル表面の映り込みを低減する「アドバンスドクリアパネル」を採用し、3D表示(偏光グラス方式)が可能といった違いがあるが、大きな違いは地デジ6chを常時録画する「タイムシフトマシン」の有無である。
Z7シリーズ | |||
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型番 | 画面サイズ | 予想実売価格 | 発売日 |
55Z7 | 55V型(フルHD) | 37万円前後 | 10月下旬 |
47Z7 | 47V型(フルHD) | 27万円前後 | 10月下旬 |
42Z7 | 42V型(フルHD) | 18万円前後 | 10月下旬 |
J7シリーズ | |||
型番 | 画面サイズ | 予想実売価格 | 発売日 |
65J7 | 65V型(フルHD) | 37万円前後 | 12月中旬 |
50J7 | 50V型(フルHD) | 23万円前後 | 11月上旬 |
40J7 | 40V型(フルHD) | 11万円前後 | 10月下旬 |
32J7 | 32V型(HD) | 7万5000円前後 | 10月下旬 |
全チャンネル録画機能が進化を遂げた!
Z7は本体にHDDを内蔵せず、タイムシフトマシンについても外付けのUSB HDDで対応する。タイムシフトマシン用のHDDは2台接続可能で、そのためのUSB端子を2つ搭載する。1台のHDDには最大3チャンネルの番組を常時録画する設定が可能で、2台接続で6チャンネル録画を実現できる。ちなみに端子はUSB 3.0対応で、USB 3.0のHDDが必要だ。
加えて通常録画(地デジ/BS/CSを2ch同時録画可能)用のUSB端子を1つ搭載。合計3台のUSB HDDを接続可能だ。
HDDは内蔵しない……が背面に背負える
同社はZ7用に、テレビの背面に装着するタイプの純正外付け HDD「THD-250T1」(予想実売価格4万円前後)を用意。タイムシフトマシン用に2TB、通常録画用に500GBの容量を搭載する。
ただし、バッファローやアイ・オー・データ機器などのサードパーティー製HDDを利用することも可能で、その場合は1つのUSB端子に最大3TBの容量のHDDを接続でき、タイムシフトマシン用に最大6TB(DRで120時間)のHDD容量を確保できる。
ちなみに、通常録画用HDDは最大4TBのものを接続可能。J7も通常録画は可能で、Z7/J7ともに地デジは3チューナー、BS/CSは2チューナー構成となる。