9月5日、シュナイダーエレクトリックはAPCブランドで販売するUPS「Smart-UPS」シリーズのタワー型新製品4モデルを発表した。環境負荷を低減する「グリーンモード」、カタカナ対応の「LCDディスプレイ」採用など、従来の製品群に大幅な改良を加えているという。発売開始は9月10日だ。
グリーンモードは、電源および充電状態が良い時に、AVRコンポーネントをバイパスして熱量を低減し、効率97%以上を実現する機能。グリーンモードによるUPSの効率的な運用で、電力コストとCO2排出量を削減できるだけでなく、従来製品では2.5年だったバッテリー寿命を4.5年に延ばし、バッテリー交換コストの削減に貢献する。
また、従来機種のインターフェイスはLED表示だけだったため、ソフトウェアを介さなければ詳細な情報を確認できなかった。新製品ではLCDディスプレイ上に、パワーメーターや障害情報などをカタカナ表示。これにより運用・管理が効率化されるとともに、バッテリー交換予測もLCDで管理可能になったことで、無駄のない、より安全なバッテリー交換を実現するという。
価格は、エントリーモデルの「APC Smart-UPS 500 LCD 100V」が4万9245円(税込)など。
