魅力その4 シンプルながら実用的なボディーデザイン
ボディーデザインはかなりシンプルで、本体サイズと比較して大きめに見えるシャッターボタンと、角を切り落としたなで肩デザインが特徴的だ。控えめについているグリップもホールディングには実に役立ち、小さいながらも安定して構えることができる。
本体サイズは幅108.6×奥行き32.3×高さ66.5mmで、重量はメディア・バッテリー込みで約298g。最近のミラーレス機としては標準的なサイズ・重量で、多少厚みを感じる程度。色は4色用意され、ブラック、シルバー、ホワイト、レッドが選べる。
なお、ボディー単体販売ではブラックカラーのみ、22mm単焦点のパンケーキレンズ付属のレンズキットと、18-55mmの標準ズームレンズ付属のレンズキットではブラックとシルバーの2色しか選ぶことができない。
つまり、ホワイトとレッドのモデルがほしい場合には、22mmと18-55mmの2本が付属するダブルレンズキットを選ぶ必要がある(もちろん、ダブルレンズキットでは4色すべてから選択可能だ)。
ただし、このダブルレンズキットは結構お買い得なモデルで、2本のレンズのほかに小型のストロボとEFレンズ用のマウントアダプターが付属する。
狙いとしてはライトユーザー層にダブルレンズキットを選んでもらい、現状で足りない望遠レンズやマクロレンズ、広角レンズをEFレンズで補ってもらうことで、後々EOSの一眼レフに導く手段にもなっているのだろう。