7月31日、ブルーコートシステムズは企業ネットワーク上で許可のないモバイルアプリケーションの利用を制限する「モバイルアプリケーションコントロール」を発表した。
モバイルアプリケーションコントロールは、企業は無許可のアプリケーションを取り締まり、企業ネットワーク上のすべての端末に一貫したポリシーを施行する機能だ。同社はWebアプリケーションに対する動作管理製品を提供するが、これをモバイルアプリケーションに拡張。モバイルアプリケーション上の挙動を管理することで、企業はWebならびにモバイルの両方のアプリケーションの特定の挙動に対しポリシーを施行できるようになる。
その結果、企業はすべての端末に対し、一貫したポリシーを施行し、ネットワーク上のアプリケーションを再び管理できるようになるという。たとえば、Twitterなどのアプリケーションの場合、位置情報を含む機密情報の情報漏えいが気になる企業は、書き込みを禁止して、閲覧は許可するというポリシーを設定できるのだ。
Blue Coat ProxySGアプライアンスのサポート契約中でWebFilterを利用中、もしくはBlue Coat Cloud Serviceを利用中であれば、モバイルアプリケーションコントロールを追加料金なしで利用できる。ブルーコートは対応するアプリケーションおよび各種コントロールを毎月アップデートしており、モバイルアプリケーションコントロールは「Blue Coat WebPulse」経由で自動的に更新される。