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「Blue Coat CacheFlowR5000」シリーズの新製品登場

ブルーコート、IPv6対応キャッシュアプライアンス「CF5000-MX」

2011年10月03日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 9月30日、ブルーコートシステムズは通信事業者向けのキャッシュアプライアンス「Blue Coat CacheFlowR5000(CF5000)」シリーズの新製品「CF5000-MX」の提供開始を発表した。

CF5000シリーズは通信事業者やサービスプロバイダ、コンテンツ配信事業者向けのキャッシュアプライアンス製品のシリーズだ

 CF5000シリーズは、通信事業者やサービスプロバイダ、コンテンツ配信事業者向けに開発されたキャッシュ専用のアプライアンス。動画やこれまでキャッシュが難しいとされていた動的なWeb2.0コンテンツのキャッシュが行なえるのが特徴だ。加えて、部分的キャッシュが可能で、ファイルのダウンロードが中断してしまった場合も、途中までのコンテンツがキャッシュされる。これらにより、同じコンテンツへのアクセスやダウンロードが高速化されるという。

 新製品のCF5000-MXは、既存のCF5000-CXと同じ筐体サイズでありながら3倍以上のストレージ容量を提供し、新たに光ファイバをサポート。スループットも3倍以上向上するという。

 このように従来機種「CF5000-CX」3台分のパフォーマンスを1台で実現するため、データセンタでのラックスペースおよび消費電力削減にも貢献する。さらに、IPv6のサポートにより、IPv4アドレスの枯渇で今後増加が見込まれるIPv6コンテンツのキャッシュを実現できるという。

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