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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第3回

最新夏スマホ3機種のカメラ機能を詳しく比較した

2012年07月30日 15時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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写真の画質面では裏面照射型センサーの
URBANO PROGRESSOが一歩有利

 さて気になる写真の画質の違いだが、室内、蛍光灯の下というあまり撮影環境がよくないところで撮ってみた。3機種をシーン自動設定や標準で撮影した場合、以下のような写真となる。

AQUOS PHONE st

URBANO PROGRESSO

DIGNO DUAL

 わかりやすいのがウサギの人形(実は人形の形をしたスピーカーだが)の足のあたり。明らかにURBANO PROGRESSOが明るく自然な色合いで撮影できている。裏面照射型CMOSセンサーの効果があることがわかる。

 ただ明るすぎて実際に見た景色よりも人形や花の色が薄く見えてしまったのが残念。AQUOS PHONE stは3機種の写真の中では実際の色に近い。一方DIGNO DUALは色が暗めだったり、葉や台の色が大きく異なる。写真の画質ではURBANOとAQUOS PHONE stがパッと撮影して綺麗に感じる写真が撮れそうだ。

画像編集機能ではAQUOS PHONE stが圧勝

 画像の編集という視点で見ると、AQUOS PHONE stは非常に優れている。まず画像編集機能を搭載しているアプリが2本「フォトスタジオ」と「おまかせアルバム」がある。

 「フォトスタジオ」はAndroid 4.0標準の編集機能で、標準とはいえ非常に機能が強力で明暗の調整から色味の変更、トイカメラ風のエフェクトにトリミング機能と、スマートフォンではこれだけあれば困らない、という編集機能を備えている。

Android 4.0標準のアプリでも基本的な編集機能は搭載している

 それを上回るのがシャープ独自アプリの「おまかせアルバム」の画像編集機能。顔写真を加工ができる「プチエステ」をはじめ、手書き機能、各種スタンプなどフォトスタジオ以上の機能が揃っている。この「おまかせアルバム」は画像表示に工夫を凝らし、人物、イベント、地図(位置情報)で写真を分類し、検索機能も優れているので他社スマホとの差別化を強く感じるアプリとなっている。

プリインアプリながら、なかなか使えるシャープ独自の「おまかせアルバム」

 URNABO PROGRESSOは標準の編集機能については、内容がAQUOS PHONE stと同じだ。

 そして、DIGNO DUALには残念なことに編集系のプリインストールアプリが無く、Android 2.3標準で用意されるトリミング機能くらいだ。URBANO PROGRESSOと同じく「ファイル管理」アプリがあり、メニューの一部に画像編集項目があるのだが、これを選択しても他の画像編集アプリを起動するだけで、画像編集アプリをインストールしていない場合はなにも起こらない。プリインストールアプリが少ないことは以前にも述べたが、アプリを追加した方がいい。


カメラはAQUOS PHONE stとURBANOが有利
DIGNO DUALは別途アプリを探す必要がある

 今回の比較では総じてAQUOS PHONE stとURBANO PROGRESSOが満足できるカメラ機能を用意しており、DIGNO DUALは2機種に比べて、カメラ部分だけを取り上げると若干劣る印象だ。これはAQUOS PHONEとURBANOがケータイからの機種変ユーザーの取り込みも考えて、ケータイに劣らないカメラ機能を搭載してきたため、と考えられる。

 DIGNO DUALはむしろモバイルに詳しい人向けと考えればカメラに過剰な機能は不要で、Google Playからユーザーがアプリを選んでカスタマイズすればいいだろう、という判断なのかもしれない。

 本端末で最後となる第4回では独自機能とプリインストールアプリにどんなものがあるのかに注目していく。


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