7月9日、デルはシャーシ刷新により、省スペース・省電力を実現したユニファイドストレージコントローラーの新製品「Compellent SC8000」の販売を開始した。
SC8000は、シャーシを「PowerEdge 第12世代ラックサーバー」と共通化。システム管理がさらに容易になり、効率性を向上しているという。前モデルと比較すると、筐体サイズが3Uから2Uに変更となり、スペース効率が33%向上、さらなる高密度化を実現している。
また、コントローラ搭載メモリを最大12GBから64GBに、CPUがコアのXeon E5-2640×2となり、大幅な性能向上を図っている。さらに電源1200Wから750Wに消費電力を削減し、Energy Star Platinumを獲得、デルの外気冷却活用ソリューション「Fresh Air」にも対応し、省電力性能が向上している。
対応するインターフェイスはフロントエンド(外部との接続)用がFCとiSCSI、FCoE。バックエンド接続用はFCとSAS。2.5インチHDD×24もしくは3.5インチHDD×12の搭載が可能なエンクロージャーが用意されており、データ容量の増加にはエンクロージャーを追加することで対応可能。SSDやSAS HDD、FC HDDなどドライブ規格が混在している場合でも、容易に追加や統一できるという。
Compellent SC8000の価格は、119万円から。