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脱Web 1.0!タグ打ち0回でヌルッと美しいサイトは作れるか?

売上UPもねらう?かっこいいプロモサイトをLiVE for WebLiFEでつくる

2012年07月31日 11時00分更新

文● 盛田諒/ASCII.jp編集部 ●協力 エスエフ(esu-efu) ●撮影 西尾豪

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「これがやりたい」はスライド・ウィジェットを選んでいくだけ

 「写真を見せたいときは、ここから選べばいいんですか?」

 キャプミラさんが指さしたのは、20種類の「スライド」と呼ばれるもの。これで見せたいコンテンツを増やしていく。新しいページに飛ばすのではなく、ページ内で疑似的にページ分けをして、1枚の長~いページを“スライド”していくのだ。様々な機能が用意されているので、今回の目的である「CD売り上げアップ!」にあわせ、売上に貢献しそうなものを探す。

 そしてキャプミラさんが選んだのはスライドショー。野本かりあさんのアー写(アーティスト写真。宣材のこと)を数点入れ、スライドショーを作っていく。スライドを追加し、見せたい写真を数枚登録、そしてメインのテキストを変更する。その3ステップだけで、背景全体が動くスライドショーができあがった。ふおお美しい……。

機能を追加する「スライド」が並ぶ(全20種類)。「ここから選べばいいんですか?」

スライドショーを作るためのスライドを追加。スライドショー用のページが新たにできるので、写真とテキストを編集すればいい

野本かりあさんの美しい写真を入れてみる。画面全体が切り換わる、jQueryを使ったきれいなスライドショーができあがった

アマゾンリンクを貼るキャプミラさん

 「これで完成。へえー。これたしかにラクですね」

 これまでのように「基礎となるページを作る」「CSSのサンプルコードを探してくる」「コードを編集して画像を入れ込む」と難しいことを考えなくてもいいのは非常にラクだ。

 何よりうれしいのは、スライドとして登録されているコードが技術として新しく、使い勝手がいいことだろう。もちろん凝りたい人はHTMLのコードを参照して直接編集もできるし、これまで作ってきた自分のWebサイトでそのコードを試してみるのもいい。

 「さてアマゾンはどこかな……」

 間髪あけずキャプミラさんがいじりはじめたのは、もう1つの機能「ウィジェット」だ。小回りの利く、ボタンのような部品が入れられる。ウィジェットは複数のスライドを横断して挿入できるので、いつでも見せたいモノを見せられる。入れたのはもちろんアマゾンリンクだ。「押してね!」と言わんばかりに燦然と輝いている。……すごい。

ページをスクロールしても、つねに表示させたい情報は「ウィジェット」で。ふわっと弾むようなエフェクトもかかっている

ウィジェットは、ソフトに内蔵された画像編集ソフト「SiGN Pro」で加工。日本語10種類、欧文45種類とフォントが多くて便利

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