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デスクトップ並みの快適さ、プレミアムUltrabook 「ENVY14」

2012年05月28日 11時00分更新

文● 日高 彰

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CPU性能は十分、256GBの大容量SSDも魅力

 ENVY14-3000 SPECTREは、HP Directplusモデルの場合、CPUとして2コアのCore i7-2677M(1.8GHz、ターボ・ブースト時最大2.9GHz)を搭載している。ノートPC向け超低電圧版プロセッサーの中では最上位モデルに相当し、オフィスソフトでの文書編集や、インターネットコンテンツの再生はもちろん、デジタルカメラで撮影したRAWデータの編集や、フルHDの動画編集などでも十分実用となる性能を有している。

 また、CPUに加えて動作のレスポンスを高めているのが、計256GBのSSD(HP Directplusモデルの場合。128GB×2基をそれぞれC/Dドライブとして利用)。OSや各種ソフトの起動、ファイルのコピーや検索、圧縮・展開といった操作がHDDに比べ極めて高速で、操作の合間合間でのちょっとした“引っかかり”のような、モバイルノートにありがちなタイムラグを感じることがない。極めて軽快なオペレーションが可能だ。

 またHDD独特のカリカリというシーク音がなく、発熱や微妙な振動が抑えられていることも、使用中の快適性につながっている。

 そのほか、1台目のSSDのうち14GBほどがリカバリーデータ領域として使用されており、外付けドライブなどを用意しなくても初期状態へリカバリー可能だ。

「Windows エクスペリエンスインデックス」の値は、最高値「7.9」に対して、「プロセッサ」が「6.9」、「プライマリハードディスク」が「7.5」と十分に高い数値だ。グラフィックス機能がIntel HD Graphics 3000(CPU内蔵)であるため、「グラフィックス」「ゲーム用グラフィックス」の数値は妥当なところ。全体的に、モバイルノートとしてはかなりの高スコアとなっている

 PCMark Vantage(64bit)の総合スコアは、1万を超える10267PCMarksで、Ultrabookとしては最高のパフォーマンスと考えても差し支えないだろう。掲載した「Windows エクスペリエンスインデックス」の結果からも分かるように、高速なCPUとSSDの組み合わせが性能アップに大きく貢献していると考えられる。

PCMark Vantage 1.0.2.0(64bit)
PCMark 10267 PCMarks
Memories 5462
TV and Movies 4312
Gaming 7072
Music 11634
Communications 10937
Productivity 12058
HDD 23252

 ただし、グラフィックス機能に関してはCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000を使用しているため、「バイオハザード5」ベンチマーク(DirectX 10)では720pの解像度で17.9fpsと、専用のグラフィックスチップを搭載する据え置き型ノートPCなどには及ばない結果となっている。3Dグラフィックスを多用するゲームのプレイには適さないことは留意しておきたい。

 もちろん、デジカメ画像の編集や軽量なブラウザゲームなどであればまったく問題ないので、最新3DゲームやCADなどグラフィックス性能に大きく依存する用途を除けば、オールマイティに活用できるだろう。

3DMark Vantage 1.1.0のPerformanceプリセットでは、CPUが健闘
ゲーム系ベンチマークテスト
BIOHAZARD5 DirectX 10
ベンチマークテストB
17.9fps(720p)
ファイナルファンタジーXIV
オフィシャルベンチマーク
491(Low)

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