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「HP ENVY4-1000」ロードテスト ― 第4回

落下時もデータ保護!至れり尽くせりのUltrabook「HP ENVY4-1000」

2012年08月30日 11時00分更新

文● 千駄木りん

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いたれりつくせりのマシン

 「HP ENVY4-1000」は14型ワイドディスプレーを搭載するUltrabookのため、家でも外でも場所を選ばずに使用できる。だが、それゆえ気になるのが落下などの不意の事故だ。そんなときにも安心な同社独自の機能が「HPプロテクトスマート・テクノロジー(HP 3D DriveGuard)」は、本機にも採用されている。この機能は本体に急加速が生じる(たとえば落下など)と、HDD内部でデータの読み書きをする部分である「ハードドライブヘッド」をディスク面上から回避させるというものだ。これにより、ディスク面の損傷を防ぐことができ、データが保護されるという働きを持つ。

 ディスプレーを閉じた状態の揺れは”持ち運び時”と判断するので、細かい揺れでも保護対象とする。一方、ディスプレーが開いている状態では、急な下降が発生したときだけ保護することになっている。つまり、使用している最中に少し揺れただけでHDDが止まってしまうというような”過剰な保護機能”といったことは生じないのだ。

「HP ENVY4-1000」

 さて、4回に渡って「HP ENVY4-1000」を見てきたが、自分が実際に触ってみた印象をまとめてみよう。

 まず、外観は「ブラック/レッド」といったツートンカラーで、四隅が丸くシンプルでいて斬新なデザイン。また、インターフェイスも左右にスッキリとまとまっていて、そのデザイン性を損なわない。イメージパットはパームレストの中央に配置。若干、左に配置されているノートPCが多い中、これも見た目にバランスがちょうどよい。また、光を放射線状に反射するスピンフィニッシュ・イメージパッドもクールだ。

 つねに身近に置くものなので、デザインは譲れない。そういう意味でスタイリッシュな「HP ENVY4-1000」は、性能と同様に見た目も重視したい人にオススメだ。

 また、サウンド面も再度触れておきたい。まさにHPがこだわった重低音の響きは、これまでのノートPCの常識を覆すものだといっても大袈裟ではないだろう。PCで音楽を聴く習慣がない自分でも、これには感動してしまい、ライブDVDを何本か視聴してしまったほどだ。

 インターフェイスも、薄いUltrabookでありながら一般的なサイズのノートPCに劣っていない。この薄さで有線LANポートがついているなど、出張などの外出先で使用するにはうれしいポイントだ。

 ホームモバイルの新しい形を追求したマシンである「HP ENVY4-1000」。これだけのスペックで、Ultrabookの中ではかなり安価ということから考えてもコストパフォーマンスに優れたマシンだといえる。もし近いうちにPCの購入を考えている人がいるならば、選択肢に加えてもいい一台となるだろう。

今回試用した「HP ENVY4-1000」のおもなスペック
CPU Core i5-3317U(最大2.60GHz)
メモリ 4GB
グラフィックス Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)
液晶ディスプレー 14.0インチワイドHDウルトラクリアビュー・ディスプレー(1366×768ドット)
ストレージ 32GB SSD(mSATA)+500GB HDD
通信機能 無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、有線LAN(RJ45)
インターフェイス HDMI出力端子、USB 3.0端子×2、USB 2.0端子、約92万画素ウェブカメラ、Bluetooth 4.0
サイズ 幅340×奥行き236×高さ19.8~22.0mm
重量 約1.77kg
OS Windows 7 Home Premium SP1(64bit)
HP Directplus価格 最小構成価格 6万9930円~

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