NOTTV対応の全部入り高機能AQUOS PHONE
今回紹介する「docomo NEXT series AQUOS PHONE SH-06D」は、Xiとワイヤレス充電(Qi)を除く、ほぼすべての機能やサービスを網羅した高機能なスマートフォンだ。昨年12月に発売されたばかりの「AQUOS PHONE SH-01D」から3ヵ月ほどでリリースされたAQUOS PHONEのハイエンドモデルで、スペック厨には待望の端末だ。
6月にはアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とのコラボモデルも台数限定で登場予定。特務機関「NERV」(ネルフ)の官給品をイメージしたという特別仕様で、エヴァファンなら事前予約をしてでも手に入れたいところである。
バランスの取れたハイスペックモデル
CPUは1.2GHz動作のデュアルコア、ROM/RAMは8GB/1GBとハイスペックモデルの中では控えめなほうではあるが、基本的な操作はキビキビと動作するので好印象だ。4.5型、720×1280ドットの高解像度液晶ディスプレーを搭載する。1型あたりのドット数は329でiPhone 4SのRetinaディスプレーの330dpiと同等。ウェブなどの文字がクッキリ読みやすい。
残念ながらOSは最新のAndroid 4.0ではないが見通しは明るい。ドコモは先月、同社から発売されているスマホとタブレット18機種を、Android 4.0へ7月以降から順次バージョンアップさせると発表している。その18機種の中にはもちろん、SD-06Dも含まれているので安心してほしい。全体的にスペック面でとんがった部分はない代わりに、バランスのいい1台と言えそうだ。
AQUOS PHONE SH-06D | |
---|---|
メーカー | シャープ |
ディスプレー | 4.5型液晶 |
画面解像度 | 720×1280ドット |
サイズ | 約66×128×11.8mm |
重量 | 約145g |
CPU | Ti OMAP4460 1.2GHz (デュアルコア) |
OS | Android 2.3 |
Xi対応 | × |
3G最大通信速度(下り/上り) | 14Mbps/5.7Mbps |
カメラ画素数 | リア:約800万画素CMOS/イン:約32万画素CMOS |
バッテリー容量 | 1520mAh |
テザリング | ○ |
FeliCa | ○ |
ワンセグ | ○ |
赤外線 | ○ |
防水 | ○(防塵対応) |
Qi | × |
連続待受時間 | 約420時間 |
連続通話時間 | 約300分 |
カラバリ | Magenta Red/Blue Black/White |
この連載の記事
-
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ -
第471回
スマホ
4万円以下折りたたみスマホ「Libero Flip」は折りたたみ入門機に最適だが対応バンドの問題も -
第470回
スマホ
背面ライトは健在! 手軽価格の「Nothing Phone (2a)」クイックレビュー -
第469回
スマホ
日本初上陸のnubiaの縦折りスマホ「nubia Flip 5G」レビュー! 安くて手軽に使える折りたたみ -
第468回
スマホ
ハイエンドAndroidタブ「OPPO Pad 2」はフル装備で使うと利便性が格段に向上する -
第467回
スマホ
「Galaxy S23 FE」は高性能を8万円台で実現したお財布にも優しいスマホ -
第466回
スマホ
Galaxy S24 UltraはGalaxy S23 Ultraからどう変わった?カメラや生成AI機能を比較した - この連載の一覧へ