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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第18回

NOTTVが見られる唯一のスマホ「AQUOS PHONE」を試す!

2012年04月20日 12時00分更新

文● ヤシマノブユキ

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NOTTV対応の全部入り高機能AQUOS PHONE

 今回紹介する「docomo NEXT series AQUOS PHONE SH-06D」は、Xiとワイヤレス充電(Qi)を除く、ほぼすべての機能やサービスを網羅した高機能なスマートフォンだ。昨年12月に発売されたばかりの「AQUOS PHONE SH-01D」から3ヵ月ほどでリリースされたAQUOS PHONEのハイエンドモデルで、スペック厨には待望の端末だ。

 6月にはアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とのコラボモデルも台数限定で登場予定。特務機関「NERV」(ネルフ)の官給品をイメージしたという特別仕様で、エヴァファンなら事前予約をしてでも手に入れたいところである。

「エヴァンゲリオン」コラボモデルは6月発売予定。予約などの詳細は後日発表とのこと

バランスの取れたハイスペックモデル

 CPUは1.2GHz動作のデュアルコア、ROM/RAMは8GB/1GBとハイスペックモデルの中では控えめなほうではあるが、基本的な操作はキビキビと動作するので好印象だ。4.5型、720×1280ドットの高解像度液晶ディスプレーを搭載する。1型あたりのドット数は329でiPhone 4SのRetinaディスプレーの330dpiと同等。ウェブなどの文字がクッキリ読みやすい。

最大まで拡大してもフォントはなめらか

左がAQUOS PHONEで、右がiPhoneの画面。情報量の多さはiPhoneの2倍以上ある

 残念ながらOSは最新のAndroid 4.0ではないが見通しは明るい。ドコモは先月、同社から発売されているスマホとタブレット18機種を、Android 4.0へ7月以降から順次バージョンアップさせると発表している。その18機種の中にはもちろん、SD-06Dも含まれているので安心してほしい。全体的にスペック面でとんがった部分はない代わりに、バランスのいい1台と言えそうだ。

オーソドックスなスマホのデザインではあるが、映像デバイスとしてディスプレーを可能な限り大きくしようとした努力が見られる。ただ正面下部のボタンは小さくてやや押しにくいかも

同梱のクレードル。NOTTVを見るときはクレードルにおいて充電しながら見るのが鉄則。スマホ本体のものよりもごついアンテナで受信感度が良くなる

幅66mm、重さ145gと大きめだが、背面のカーブが手にフィットし、しっかり持てる。3.5mm径ヘッドホン端子は非搭載で、ヘッドホンは付属の3.5mmのmicroUSBアダプター経由で利用する

側面下部にストラップ穴があり、市販のストラップを装着できる。アンテナは取り出しやすく、しまってしまえば持つときに邪魔にならない

「設定」→「画面設定」→「チャージングシアター」→「チャージングメニュー」を選択すると、付属の卓上ホルダにセットしたときに、NOTTVやワンセグなどを選択できるメニュー画面が表示されて便利だ

  AQUOS PHONE SH-06D
メーカー シャープ
ディスプレー 4.5型液晶
画面解像度 720×1280ドット
サイズ 約66×128×11.8mm
重量 約145g
CPU Ti OMAP4460 1.2GHz
(デュアルコア)
OS Android 2.3
Xi対応 ×
3G最大通信速度(下り/上り) 14Mbps/5.7Mbps
カメラ画素数 リア:約800万画素CMOS/イン:約32万画素CMOS
バッテリー容量 1520mAh
テザリング
FeliCa
ワンセグ
赤外線
防水 ○(防塵対応)
Qi ×
連続待受時間 約420時間
連続通話時間 約300分
カラバリ Magenta Red/Blue Black/White

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