MacPeople 4月号は、OS X Mountain Lion特集、iBooks Author小冊子と大充実
2012年の“本命”ノートは「OS X Mountain Lion搭載Air」だ
2012年03月07日 16時30分更新
新たなMac用OS「OS X Mountain Lion」を発表し、次期iPadの登場も期待されいてるアップル。専門誌「MacPeople」では、そんなアップルの現状をどうまとめているのだろうか? 4月号の見所を吉田編集長にズバっと聞いてみた!
○MacPeople 2012年4月号 ・特別付録小冊子「MacPeople Basic: iBooks Author」(64ページ)付属 ・特別定価730円 ・Twitter ID:macpeople1995 4月号の巻頭特集は、今夏リリース予定の次期Mac用OSの情報をまとめた「Mountain Lionの咆哮」。ウイルスやネット詐欺、個人情報流出などさまざまな危険と対策をまとめた特集1「マックは守れる!」、特集3「これがマックの神アプリ7」なども読み応えタップリ。パフォーマンスガールズユニット「9nine」の表紙が目印だ |
定価はそのまま、「iBooks Author」の小冊子を付録に!
── 今回もカラー64ページの別冊付録小冊子が付くんですね。
吉田 730円の値段はそのままに、「iBooks Author」の別冊付録小冊子「MacPeople Basic: iBooks Author」を付けちゃいました。ただし小冊子といっても手は抜いてなくて、表紙からして凝っている。単なる画面キャプチャーではなくて、ハードカバーの洋書で撮影したんです。その力の入れ方を見てほしい。
── iBooks Authorって、日本ではiBooks Storeで販売できないので、いまいちピンと来ていない人が多そうですが……。
吉田 そうかもしれませんが、このMacPeople Basic: iBooks Authorを読んでいると、結構すごいことが分かると思いますよ。いろいろなことができて、PDFで入稿するならDTPソフトの「InDesign」が不要なんじゃないかと思うほどの充実ぶりだと思いました。クイズを作ったりとか、ウィジェット的なミニプログラムをページ埋め込めるし。
── アップルが'1980年代から提案していたオーサリングソフト「HyperCard」みたいな感じですかね。
吉田 そうそう。多段組みやテキストの回り込みもできるので、iBooks Authorがあれば教科書や副読本だけでなく、仕事に使うようなちょっとしたまとめ資料が作れちゃう。プレゼン資料って「Keynote」でもまとめられるけど、それとちょっと違うんだよね。というのも、スライドでもトークでも、あまり細部を伝えずに受け手に情報を判断させるってのがプレゼンのうまいやり方だから。事細かに説明したいときは、iBooks Authorで資料を作るほうが向いています。
── 操作は難しくないんでしょうか?
吉田 「iWork」を使っている人なら、ほとんど苦労しないと思います。本当に楽ですよ。
── ちょっと前なら、ドローソフトの「クラリスワークス」で資料を作っていたみたいな。
吉田 そうそう。クラリスワークスの集約版みたいな感じ。これをタダで配るのは本当にすごいことだよ。
そういえば、記事を作っていて注意したいなと思ったのは、基本的に横組みレイアウトがメインなんだけど、iPadに移すときだけ必ず縦方向レイアウトも考慮しなきゃいけないことなんだよね。
iPadって横持ちだと2ページを表示できるけど、縦持ちにすると必ず1ページのレイアウトになるんだよ。縦持ちだと、横方向でテキストを回り込ませるように配置した画像が、左側に寄ることになる。それで、画像の設定方法を間違えちゃうと、縦持ちにしたときに画像が非表示になってしまう。
MacPeople Basic: iBooks Authorにはそういった細かな話をまとめていて、64ページを通して読めば基本がひと通り使えるようになっています。
iBooks Author | |||
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価格 | 無料 | 作者 | Apple |
バージョン | 1.0.1 | ファイル容量 | 136.9 MB |
カテゴリー | 仕事効率化 | ユーザーの評価 | (5) |
対応デバイス | Mac(Intel CPU搭載機) | 対応OS | Mac OS X 10.7.2以降 |