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「IPv6 ソリューション・サービス」の提供は2012年1月から

F5、BIG-IP LTM活用のIPv6移行支援サービス

2011年12月06日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 12月5日、F5ネットワークスジャパンは、IPv6へのシームレスな移行をサポートする新サービス「IPv6 ソリューション・サービス」を発表した。この新サービスではIPv6に準拠したインターネット環境を構築し、既存環境との共存を実現する取り組みをサポートする。

F5の「BIG-IP Local Traffic Manager」はIPv4/6のトランスレータ機能を持ち、IPv4クライアントからIPv6サーバーの利用が可能となる

 これは、アプリケーショントラフィック管理システム「BIG-IP Local Traffic Manager(LTM)」を活用して、明確でシームレスなIPv6への移行計画を実現させるというもの。サービス/アプリケーションのIPv6への移行にあたり、既存インフラやネットワークのアーキテクチャを調査し、顧客に最適なIPv6移行計画の立案を支援する。これにより、ユーザへのサービス/アプリケーションの提供や通常のビジネスを止めることなく、IPv6へのシームレスな移行計画が立案できる。

 また、IPv4 からIPv6へ移行する際、それぞれのネットワーク接続性や、個別の要望に応じた最適なサービス/アプリケーション提供環境を検証する。自社の内部インフラ/ネットワークとの調整や、従来のIPv4向けサービス/アプリケーションへの対応など、IPv6とIPv4の共存を可能にするネットワーク構築のサポートも提供するという。

 提供開始は、2012年1月の予定だ。

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