iPhone 4Sで姿を見せた「Welcome画面」
では、そのiPhone 4Sで得られる新体験とはどんなものか。最初の違いは、箱を開けると間もなく味わうことができる。
本体の電源を入れると、白銀のアップルロゴマークが表示されるまでは同じだ。なんとその後、これまでのiPhoneでは表示されることがなかった「Welcome画面」が姿を見せる。
ご存知のとおり、従来のiPhoneにおいて、初回起動時に画面に表示されるのはUSBケーブルとiTunesのロゴで、「iPhnoeを使うのであれば、とりあえず1回パソコンにつないで」と訴えかけていた。
しかし、iPhone 4ではそれがなくなり、Mac同様の「Welcome」画面が現われる。その後、数ステップの設定アシスタントの質問に答えると途中で電話のアクティベート(使える状態にする処理)が自動的に行なわれる。
続いて登場するのは、各種設定画面だ。新規に使い始めるのか、パソコンを使わずにiCloudにバックアップしたデータから復元するのか。それともUSBまたはWi-Fi経由で接続して、パソコンにバックアップしていたデータからiPhoneを復元するのかが選べる(もっとも、これはiPhone 4Sの機能というよりはiOS 5の機能だ。iOS 5を搭載したiPhone 4やiPhone 3GSでも同様になるはずだ)。
