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「iOS 5」はここが変わった! 最新機能を大紹介 第3回

「iOS 5」―OSに統合されたTwitter機能を使いこなす

2011年10月27日 12時00分更新

文● 小山安博

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 アップルのモバイル向けOSであるiOS最新版「iOS 5」が登場した。最新機能を紹介していく短期集中連載の第3回では、Twitter機能について紹介する。

TwitterがOSに統合され、簡単に利用できるように

 iOS 5では、「設定」画面内に「Twitter」という項目が追加されている。SNSのユーザー数が増加し、もはやiOSユーザーでは一般化しているという認識なのか、OSとしてTwitterを設定に取り込んだ点は興味深い。

 Twitterの設定項目を開くと、まずオフィシャルのTwitterアプリのインストールが促される。インストール自体はその場でする必要はないので、ひとまずアカウントの登録を行なおう。

設定にあるTwitterの項目をタップする

ユーザー名とパスワードを入力して登録する

Twitterのオフィシャルアプリのインストールは任意だ。ほかのTwitterアプリをインストールしても、OSに統合されているTwitter機能は利用できる

 ユーザー名とパスワードを入力し、「サインイン」にタップすると、認証が行なわれ、それが済むとOSにTwitterアカウントが登録される。複数のアカウントを登録することも可能で、必要であればサインイン作業を繰り返せばいい。

「連絡先をアップデート」で知人/友人のTwitterアカウントを登録

 注目したい機能は「連絡先をアップデート」だ。これは、「連絡先」アプリに登録されたメールアドレスと電話番号を使ってTwitterアカウントを検索し、検索された情報をアドレスに紐付けて登録するというもの。Twitterのユーザー情報設定でメールアドレスなどによる検索を許可しているユーザーであれば、自動的に「連絡先」のデータに登録してくれる(検索を拒否している場合は何も追加されない)。自動で登録されなくても、連絡先アプリのフィールドにTwitterやFacebook、Flickr、Linkdinなどが登録できるようになっており、あとで自力で入力すればいい。

「連絡先をアップデート」をタップすると検索が始まる。今回は22件の情報が統合されたようだ

実際に「連絡先」アプリを開いてみると、Twitterの項目が登録されていた。注意点は、複数アカウントを利用しているユーザーの場合、そのうちのひとつしか連絡先アプリのデータに登録されないことだ

 自動登録が終わると、連絡先アプリを開いたときにTwitterアカウントの項目が追加されており、アカウント名をタップすると「ツイート」「ツイートを表示」という選択肢が現われる。「ツイートを表示」を選ぶと、オフィシャルアプリをインストールしていればそれが立ち上がり、該当ユーザーのタイムラインを表示してくれる。

 「ツイート」は、今回のTwitterの統合のひとつの肝となる部分だ。これを選択すると、その場でツイート画面が表示される。iOS独自のツイート画面で、ここからすぐさま目的のアドレス宛てにツイートを行なえる。

Twitterアカウント名をタップすると選択肢が表示される

iOS独自のツイート画面

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