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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第86回

iPhone 4Sと上手につきあう技

2011年10月18日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 10月14日、iPhone 4Sが世界同時に発売され、この週末だけでも全世界で400万台売れるほど好調なスタートを切っている。筆者も7日にソフトバンク五反田店で予約し、初日の14日に入手できた。週末中いじり倒していたが、残念なほど違和感なく使えている。今回は、iPhone 4Sをまだ様子見している人のための選択基準と、買っちゃった人が自慢する……、もとい活用するポイントを紹介しよう。

筆者はソフトバンク版iPhone 4S 64GBのホワイトモデルに機種変更した。右が所有していたiPhone4 32GB

iPhone 4Sの見所をチェック

 iPhone 4と4Sの違いをチェックしてみよう。まず、iPhone 4SのデザインはiPhone 4とほとんど同じ。なのに、微妙にボタンの位置が異なり、ケースを買い直しになるのは面倒なところ。しばらくは記事で撮影することもあり、傷防止にケースが必要。早速購入するためにビックカメラに向かった。脱着が簡単そうな半透明の樹脂製ケースがあったので手に取ってみると、パッケージに「iPhone 2011年秋発表モデル」と書いてあった。店員にiPhone4Sのことか尋ねると、わからないという。パッケージを開いて着けてみてくれというので試したところ、大丈夫だったので購入した。iPhone 4Sの正式発表前にパッケージの製造を行なったためだろう。

 重量は3g増え、待受時間が300時間から200時間に減少した。とはいえ、3Gの連続通信時間は変わらず、連続通話時間は7時間から8時間までに伸びている。実利用時間はほぼ同じと考えていいだろう。

iPhone 4用のケースだとボタンが半分隠れてしまう。とはいえ、ケースにもよるが使えないわけではない。お気に入りが見つかるまでは使い続ける手もある

このケースの場合、「iPhone 2011年秋発表モデル」はiPhone 4Sのことのようだ。製品はレイ・アウトの「キラキラ ソフトジャケット」。手ごろな価格で2枚の保護フィルムとクリーニングクロスが入っている

 iPhone 4Sの大きなメリットは3つ。デュアルコアCPUの採用、カメラ機能の強化、64GBモデルのラインナップだ。デュアルコアCPUの処理性能は本当に高い。iPad 2と同じくA5プロセッサーを動作周波数を落として搭載しており、ありとあらゆる操作が高速化。アプリの起動やゲームの思考時間、設定画面を開く時間まで、すべてが快適になっているのだ。シミュレーションやボードゲームで気兼ねなくハードモードを選べるのがうれしいところ。

 ベンチマークアプリ「Geekbench 2」で計測したところ、iPhone 4が「380」、4Sが「625」と1.6倍の結果に。iPad 2は「756」とさすがのスコアだ。

iPhone 4の測定結果

iPhone 4Sの測定結果

iPad 2の測定結果(参考)

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