ホーム画面の変化
設定を終えると表示される、初期出荷時のホーム画面にも変化が現われている。
一番左上にあるアイコンが、「SMS/MMS」に代わり、「メッセージ」になった。従来のSMS/MMSに加えて、iPadやiPod touchを含めiOS機器間であればWi-Fi経由でもメッセージ交換ができるiOS 5の新機能「iMessage」は、ここから利用する。
iPhone 4では初期出荷時「便利」フォルダーに収められていた「時計」が、3段目に配置され、その左横には新たに追加された「リマインダー」機能が並ぶ。便利な個人情報管理ツールという、iPhoneの一面を強調しているように見える。
最下段には、これまたやはりiOS 5の新機能である「Newsstand」が加わっており、電子雑誌や電子新聞を楽しめるようになった。「株価」やそのほかの「便利ツール」(連絡先、計算機、コンパス、ボイスメモ)はホーム画面の2画面目に追いやられている。
ちょっと変わったところでは、音楽再生機能の「iPod」が、iPod touchと同じ「ミュージック」に改名されている。おそらく「iPod」という名前が分かりにくかったことと、iPod touchと統一を図ろう、という意図があるのだろう。
一見すると従来通りに見えるiPhone 4Sのホーム画面は、これまでとは確かに違う影が見え始めている。
