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基本性能を強化 NEC、2011年秋冬モデルPCを発表

2011年09月12日 11時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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LaVie Lightシリーズ

LaVie Light「BL350/FW」。カラーは上から時計回りにブラバーレッド、ブラバーホワイト、ブラバーブラック

 ネットブックの「LaVie Light」シリーズは、2011年夏モデルとほぼ同一の仕様で、内蔵の無線LAN機能に若干強化された(通信速度300Mbps対応)1機種が発表された。本体カラーは3色のカラーバリエーションが用意される。

 ディスプレーは10.1型ワイド/1366×768ドットを採用。CPUはAtom N570(1.66GHz)を内蔵する。天板塗装にはスクラッチリペア塗装を採用している。メモリーは1GB、ストレージは250GB HDD。バッテリー駆動時間は約4.8時間。

 搭載OSはWindows 7 Starter SP1で、OfficeソフトとしてOffice Personal 2010の2年間ライセンス版をプレインストールしている。予想実売価格は6万円前後。発売時期は9月中旬の予定。

VALUESTAR Wシリーズ

VALUESTAR W「VW770/FS」(ハニーブラウン)

 23型ディスプレーを搭載する一体型デスクトップ「VALUESTAR W」シリーズは、偏光板式の3Dステレオ表示に対応する上位機種「VW970/FS」と、3D機能なしの「VW770/FS」の2機種が発表された。3D表示に関するハードウェア以外の違いはない。VW770は黒/ブラウン/赤/白の本体カラーバリエーションを用意。VW970は黒のみとなっている。

 搭載ディスプレーには、IPS方式でLEDバックライトを採用する23型ワイド/フルHD解像度の液晶ディスプレーを採用。ダブル3波チューナーとBDXL対応BDドライブも内蔵するなど、テレビパソコンとしても充実した性能を備える。HDMI入力端子とD4入力端子も背面に搭載しており、単体のディスプレーとして使用できる機能も搭載する。

 CPUには新たに、Core i7-2670QM(2.20GHz)を搭載する。なお、従来機種では3D表示対応機種が独立GPUを内蔵していたが、新製品では両機種共にCPU内蔵グラフィックスへと変更されている。

 OSは両機種ともWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を搭載。Office Home and Business 2010もプレインストールする。予想実売価格は、VW970/FSが24万5000円前後、VW770/FSが22万5000円前後。発売時期は9月中旬の予定。

VALUESTAR Lシリーズ

VALUESTAR L「VL750/FS」

 セパレートタイプの省スペースデスクトップ「VALUESTAR L」シリーズは、23型/フルHD解像度のディスプレーがセットになった2機種と、19型/1440×900ドットディスプレーがセットの1機種の、計3機種が発表された。

 23型モデルは、NVIDIA 3D Vision方式の3Dステレオ表示対応の「VL750/FS」と、3D機能なしの「VL550/FS」がラインナップされる。CPUにはCore i7-2600S(2.80GHz)を搭載。VL750/FSはグラフィックス機能として、独立GPUのGeForce GT 435Mを内蔵する。それ以外の2機種はCPU内蔵機能を使用する。

 19型モデル「VL150/FS」はCore i3-2120(3.30GHz)を搭載する。なお、テレビ機能はいずれも搭載しない。

 OSは全機種ともWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を搭載。23型モデルはOffice Home and Business 2010を、19型モデルはOffice Personal 2010をプレインストールしている。主な仕様は以下のとおり。予想実売価格は、VL750/FSが27万円前後、VL550/FSは20万5000円前後、VL150/FSが11万円前後。発売時期は9月中旬の予定。

製品名 液晶サイズ CPU GPU BD/DVD 3D
VL750/FS 23型 フルHD Core i7-2600S 2.80GHz GeForce GT 435M BD 対応
VL550/FS 23型 フルHD CPU内蔵
VL150/FS 19型 1440×900 Core i3-2120 3.30GHz DVD

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