LaVie Mシリーズ
13.3型ディスプレーを搭載する大きめのモバイルノート「LaVie M」シリーズは、外観は従来機種と同じだがCPUを超低電圧版に変更して、バッテリー駆動時間を大幅に伸ばした2製品が登場した。
上位機種「LM750/FS」は、CPUに超低電圧版のCore i7-2637M(1.70GHz)を採用。下位機種「LM550/FS」は、超低電圧版のCore i3-2357M(1.30GHz)を採用。バッテリー駆動時間は最大約12.8時間と、従来機種から2.8~4.6時間も延長されている。
ディスプレーは13.3型ワイド/1366×768ドットで、グラフィックス機能はCPU内蔵機能を使用。ストレージはHDD、光学ドライブにはBDドライブまたはDVDスーパーマルチドライブを内蔵する。そのためモバイルノートとしては重めで、重さは約1.9kg(LL750の場合)となっている。なお、ワイヤレスTVデジタル付属モデルは廃止された。
OSは両機種ともWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を搭載。Office Home and Business 2010もプレインストールしている。主な仕様は以下のとおり。予想実売価格は、LM750/FSが16万円前後、LM550/FSは13万5000円前後。発売時期は9月中旬の予定。
製品名 | 液晶サイズ | CPU | BD/DVD | バッテリー駆動時間 |
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LM750/FS | 13.3型 1366×768 | Core i7-2637M 1.70GHz | BD | 約12.8時間 |
LM550/FS | Core i3-2357M 1.30GHz | DVD |
LaVie Lシリーズ
大型AVノートの「LaVie L」シリーズは、ワイヤレスTVデジタルが付属するテレビモデル「LL770/FS」と、テレビ機能なしの「LL750/FS」の2機種が発表された。LL770は1色のみだが、LL750は4色のカラーバリエーションが用意される。
両機種ともCPUなどのスペックは同一で、クアッドコアのCore i7-2670QM(2.20GHz)と8GBのメモリーを搭載する。グラフィックス機能はCPU内蔵機能を使用する。搭載ディスプレーは異なり、LL770は15.6型ワイドサイズで、偏光板式3D表示に対応したフルHD解像度(1920×1080ドット)の液晶ディスプレーを搭載する。一方LL750は、同サイズで1366×768ドットのディスプレーを搭載する。
その他に両機種共通の特徴としては、BDXL対応BDドライブの内蔵、天板に微少な傷を自然修復する「スクラッチリペア塗装」を採用などがある。主な仕様は以下のとおり。
OSは両機種ともWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を搭載。Office Home and Business 2010もプレインストールしている。予想実売価格は、LL770/FSが22万円前後、LL750/FSが18万5000円前後。発売時期は9月中旬の予定。
製品名 | 液晶サイズ | CPU | TV | BD/DVD | 3D |
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LL770/FS | 15.6型 フルHD | Core i7-2670QM 2.20GHz | 3波 ワイヤレス | BD (BDXL対応) |
対応 |
LL750/FS | 15.6型 1366×768 | - | - |
LaVie Eシリーズ
低価格志向のスタンダードノート「LaVie E」が、新たにLaVieシリーズに加わった。実際には一部販売店ですでに先行販売していた製品を、正式にラインナップに加えて販売する製品となる。実売価格が8万7000円前後からと、同社のスタンダードノートとしては破格の安さが特徴の製品である。
2機種がラインナップされているがハードウェアは同一で、違いは搭載Officeソフトのみ。「LE150/F1」にはOffice Personal 2010が、「LE150/F2」にはOffice Home and Business 2010がプレインストールされている。
ディスプレーは14型ワイド/1366×768ドットで、CPUにはCeleron B800(1.50GHz)を搭載。メモリーは2GBでHDDは640GB。光学ドライブにDVDスーパーマルチドライブを搭載など、ひととおりの性能は備えている。
OSは両機種ともWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を搭載。予想実売価格は、LE150/F1が8万7000円前後、LE150/F2が9万円前後。発売時期は9月中旬の予定。