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1.5KVA出力容量のタワー型「UPS1510ST」とラック型「UPS1510SP」が登場

同出力で厚み半分!ユタカ電機が小型化実現のUPS2機種

2011年08月29日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 8月26日、ユタカ電機製作所はオンライン(常時インバータ)方式UPSの新製品、1.5KVA出力容量「UPS1510ST」と「UPS1510SP」を発表した。

タワー型UPS「UPS1510ST」とラックマウント型UPS「UPS1510SP」

 UPS1510STは、タワー型UPS「Super Tower(ST)シリーズ」の新モデル。同等出力容量の従来品から25%以上の小型化を実現する。ラックマウント型UPS「Super Power(SP)シリーズ」のUPS1510SPも小型化を図っており、同等出力容量のラックマウント型オンラインUPが2Uサイズであるのに対し、本製品は半分の1Uサイズとなっている。これは、従来ハードウェアで行なってきた機能をソフトウェア化し、すべての回路を1つのマイクロプロセッサで制御できるようにしたことによる、部品点数の大幅な削減が理由だという。

 また両機種は、電源事情にあわせて運転モードが自動で切り替わるが、エコモード併用を選択すれば、交流入力の安定時は自動的に商用給電となり、インバータを停止する。これにより電力損失の削減が可能になり、高効率96%以上を達成したという。ほかに、電圧の異常を感知すると自動的に高効率90%以上の給電品質優先モード(常時インバータ運転)に無瞬断で切り替わる。状況に応じて自動的にエコモードに戻るため、さらに無駄な電力を低減するとしている。

 価格は、UPS1510STが16万円、UPS1510SPが15万8000円。

両製品のスペック

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