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独自技術でラインインタラクティブ並の価格を実現

アンペール、常時インバータ方式の低価格UPSを販売

2009年05月26日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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低価格な常時インバータ方式UPS「Liebert GXT-UPSシリーズ」

 アンペールはタワー型およびラックマウント型のUPS(無停電電源装置)「Liebert GXT-UPSシリーズ」の販売を6月1日から開始する。GXT-UPSシリーズは米エマソン製のUPSで、製品販売とサポート提供を販売総括パートナーであるアンペールが行なう。

 GXT-UPSシリーズの給電方式は、交流の商用電源をインバータ(直流交流変換機)で直流に変換してバッテリに給電し、もう一度インバータに通して交流に変換して給電する「常時インバータ」を採用。通常時/停電時を問わず、電力はバッテリからつねに出力されるため、電圧・周波数変動が少ない。また、ほかの給電方式では停電発生時に一瞬の切り替え時間が生じるが、常時インバータでは切り替え時間が発生せず安定した給電が行なえる

 価格は、1500VAのラックマウントタイプが13万6800円、1000VAのタワータイプが8万2100円など。一般に、常時インバータ方式のUPSは他の方式の製品と比べて高額になる。しかし同社によると、GXT-UPSシリーズは独自の開発環境によりコストを削減。小型UPSで主流となっているラインインタラクティブ方式製品と同程度の価格設定を実現したという。

GXT-UPSシリーズのラックマウントモデル

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