4月7日、国際産業技術(KSG)は、400VA280Wで280分の電力供給が可能なUPS「チェンバットKING」の販売を開始した。
通常のUPSの目的は、停電時のシステムシャットダウンまでの限られた時間、電力を供給することだ。一方チェンバットKINGは、停電時にシステムを稼働させ続ける代替電源としての利用が目的だ。最大供給時間は、
- 400VA280W 280分
- 450VA315W 240分
- 900VA630W 135分
で、450VA315Wであれば東日本大震災の影響で始まった計画停電の3時間(180時間)も乗り切れる計算だ。
なお、こうした大容量バッテリー搭載のUPSは、一般的には非常に高価となる。しかし、本製品ではリフレッシュUPSを利用する事で、都内での設置費用3万円と2年間の保証期間が付いて、15万円という低価格を実現している。
導入の流れは、以下の通りとなる
- 現場下見調査
- 設置作業
- 設置後の点検、データ収集(翌日または翌々日)
- 初回計画停電時の立会
- 初回計画停電後の稼働チェック
停電実施時に容量不足に陥る場合は、稼働状況から判断して、最善の方法にて電力延命措置を行なうという。
