APCジャパンは7月15日、PC周辺機器の待機電力の削減も可能な小型UPS「APC RS 400」(容量:400VA)と「APC RS 550」(容量:550VA)の2製品を発売する。
両製品は、ラインインタラクティブ方式を採用するデスクトップPC向けのUPS(無停電電源装置)。PCのスリープモードや電源オフに連動して、UPSに接続したスピーカーなどの周辺機器の電源を自動的にオフする機能を搭載。これにより、電源が切れているのに消費されている「待機電力」の削減が可能になる。
筐体前面には液晶ディスプレイ(LCD)を搭載しており、UPSの運転モードや接続している機器の消費電力量、バックアップ時間、バッテリ交換の警告などを簡単に確認できる。また、トラブルの発生でコールセンターに連絡した場合も、LCDに表示されるUPSの状態をもとにオペレータとやりとりできるため、スムーズな問題解決が実現するという。
ほかに、電源障害発生時に鳴り響く警告音を簡単に停止する「ミュートボタン」を搭載。さらに、警告音を一切鳴らさない設定も可能で、警告音が周囲の迷惑となる家庭や店舗、病院などでも導入しやすい設計となっている。
価格(税別)は、RS 400が2万3520円、RS 500が2万7300円。
