7月27日にマイクロソフト、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ、KDDIの三社が共同で、待ちに待ったWindows Phone 7.5の国内初端末「Windows Phone IS12T」が発表された。
従来のWindows Phone 7は本格的な日本語対応はなされておらず、ゆえに日本では搭載製品がリリースされていなかった。なので、Windows Mobile 6.5以来、マイクロソフト製OSを搭載しているスマートフォンは久々に登場したことになる。
Windows Phone 7.5では、これまでのスマホと比べても大きく異なる特徴を持つ。今回は改めて、この新しいスマートフォン用OSの主要機能と魅力を紹介していこう。
“やりたい!”がストレスなくできる新UI
「メトロデザイン」
従来までのWindows Mobile端末などとはまったく異なる、グラフィカルかつシンプルにまとめられた「メトロデザイン」(Metro UI)の採用はWindows Phone 7.5の最大の特徴である。
“タイル”と呼ばれるボタンが並ぶスタート画面で、電話やメール、写真やSNSなど、主要な機能へ素早くアクセスできる。タイル上ではニュースや天気予報、新着メールなどの情報をリアルタイムで反映する「ライブ タイル」機能を備えており、アプリ自体を起動しなくとも最新情報を確認できる仕組みになっている。