「3D Vision」対応でPCゲームを3Dで楽しめる
LGエレクトロニクス W2363D-PF
NVIDIAの「3D Vision」(フレームシーケンシャル方式)に準拠した23型液晶ディスプレー(1920×1080ドット)。3D立体視にはGeForceシリーズの対応グラフィックボードと3D Visionキットが必要。2D映像の120Hz表示ができ、ゲーム映像をよりなめらかに表示することも可能だ。
W2363D-PFの主なスペック | |
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画面サイズ | 23型 |
解像度 | 1920×1080ドット |
液晶パネル | TN |
入力端子 | HDMI×2、DVI-D(HDCP対応)×1 |
スピーカー | ―― |
サイズ | 幅555.5×奥行き205.95×高さ419.2mm |
重量 | 約5.2kg |
実売価格 | 3万2000円前後 |
PS3の3Dゲームを手軽に堪能できる
ソニー・コンピュータエンタテインメント CECH-ZED1
6月の「E3」で発表された24型VAパネル(1920×1080ドット)採用機。フルHD 3D表示が可能なフレームシーケンシャル機で、500ドルを切るとされている低価格が魅力。
DVI入力は非搭載だが、HDMI入力×2、コンポーネント入力×1を備え、BDレコなども接続できる。日米などでの今秋発売がアナウンスされている。
CECH-ZED1の主なスペック | |
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画面サイズ | 24型 |
解像度 | 1920×1080ドット |
液晶パネル | VA |
入力端子 | HDMI×2、コンポーネント×1 |
スピーカー | 3W+3W、サブウーファー(5W) |
サイズ | 幅650×奥行き207×高さ391mm |
重量 | 約5.7kg |
価格 | 未定(米国では499.99ドル) |
ライター山田が本音丸出しで選ぶならコレ
評価前に3D液晶ディスプレーのスペックを見た限り、日本サムスンのS23A950Dの圧勝だろうと思っていた。だってフルHDの3D映像表示なんだから! YouTubeも480pと720pで全然精細感が違うし……。
ところが、超解像を適用したRDT233WX-3Dの3D映像を実際に目にして驚いた。もちろんソースによるんだけど、あんなに精細感がよくなるとは。
LGエレクトロニクスのD2342P-PNはクリップオン3Dメガネというアイデアが素晴らしい。ただ、正直なところ3D性能は値段なりな感じ。自分が気にしすぎかもしれないがクロストークが多めなのだ……。
S23A950Dの3D画質は“本物の”フルHDであり、クロストークも3機種中もっとも少なく、シーンによっては当然RDT233WX-3Dを凌ぐ印象であった。2D映像もメリハリの強い鮮やかな発色が印象的だった。
ただ、RDT233WX-3Dはほぼ同価格でIPSパネルを採用する上、ゲームを楽しむための「スルーモード」やD端子の搭載などより使い勝手がいい。
日和見と言われようとも、総合性能でRDT233WX-3Dを選びます。だって、日がな一日3Dばっかり見てるわけじゃないし、2D性能もやっぱり大事です。
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LG Electronics Japan FLATRON Wide 16:9 23in 液晶モニター W2363D-PFLG Electronics Japan
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