IdeaCentre K330の最上位モデルには、23型ワイドの3D対応液晶ディスプレーが同梱される。3DBDや対応ゲームが楽しめるだけでなく、普通のDVD映像を立体化できる。付属する3Dシステムは、NVIDIAの「3D Vision」だ。これを使った立体映像を楽しんでみよう。
アクティブシャッター方式の「3D Vision」
IdeaCentre K330はNVIDIA GeForce GTX460搭載のビデオカードと、23型ワイドの3D対応ディスプレーを組み合わせている。これに「3D Vision」を組み合わせることで、ユーザーが立体的な映像を楽しめるのだ。
3D Visionで採用されているのは「アクティブシャッター方式」と呼ばれるものだ。これはメガネの左右のレンズを交互に遮断することで、左右の目に違った映像を見せる方式となっている。右目で見ている時は左目のレンズは真っ黒、左目で見ている時は右目のレンズが真っ黒、という状態を高速に繰り返すわけだ。実際に使っているユーザーは、適切な設定ができていればシャッターを意識することや、ちらつきを感じることはない。
アクティブシャッター方式のメリットは、目に入ってくる映像の情報が目減りしないため高解像度での3D映像が楽しめることだ。しかし常に片目で見ている状態になるため取り込める光の量が半分になり、映像も周囲も非常に暗く感じられる。ディスプレー輝度を倍近くまで上げれば通常と同じ明るさの映像になるが、暗い部屋で明るい映像を見ている状態になるため疲れやすい。アクティブシャッター方式は偏光方式と比較しても目が疲れやすいと言われているため、少々気になるところだ。
この連載の記事
-
第88回
デジタル
「IdeaPad U260」のベンチマークで性能をチェック -
第87回
デジタル
「IdeaPad U260」標準付属のアプリケーション -
第86回
デジタル
IdeaPad U260のウリ! 英字キーボードのうち心地は? -
第85回
デジタル
18mmの薄さで決めたい、IdeaPad U260 -
第84回
デジタル
IdeaPad S100を快適に使うツボ -
第83回
デジタル
ネットブックの本領発揮! QuickStartを使いこなす -
第82回
デジタル
Atomでどこまで戦えるか? -
第81回
デジタル
進化を続けていたネットブックIdeaPad S100 -
第80回
デジタル
H330付属の「i-フィルター」を試す -
第79回
デジタル
Lenovo H330のプレインストールソフトをチェック! -
第78回
デジタル
コンパクトでも性能十分な、Lenovo H330 - この連載の一覧へ