薄型ながらインターフェースが充実している点も大きな特徴である。USB端子類はUSB 3.0を1ポート、USB 2.0/eSATAコンボも1ポート、さらにUSB 2.0を1ポートと、3ポートを内蔵する。映像出力もフルサイズのHDMI出力端子とmini DisplayPort出力の2つを備えるなど、薄型ノートで簡略化されがちなインターフェースをきちんと備えている。無線通信機能としては、WiMAXにも対応するインテル製無線LANモジュールを標準搭載する。
なお、内蔵ストレージは一般的な2.5インチサイズ/厚さ7mmのものを使用するため、その気になればユーザーによる交換も容易に可能となっている。
薄型ながらもステレオスピーカーを搭載。「Dolby Home Theater」機能により音楽再生の迫力やクリアな音声通話を可能としている。縦6列のキーボードはキーボードバックライトを内蔵。ThinkPadの象徴でもある「トラック・ポイント」と、手前端がスイッチも兼ねたタッチパッドの両方を搭載する。
製品ラインナップは3機種で、主な仕様は以下のとおり。17日から店頭販売モデルは出荷を開始するほか、同社直販サイトでは27日に受注を開始するとしている。価格はオープンプライスで、直販価格はCore i3+320GB HDDモデル「12912BJ」が19万7400円、Core i5+SSDモデル「129128J」が21万8400円となっている。
ThinkPad X1のラインナップ | |||||
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製品名 | ディスプレー | CPU | ストレージ | OS | Office |
129128J | 13.3型 1366×768 | Core i5-2520M 2.50GHz | SSD 128GB | Professional 64bit | - |
12912AJ | Core i3-2310M 2.10GHz | HDD 320GB | Professional 32bit | Personal 2010 | |
12912BJ | - |