Lenovo Ideaシリーズ大研究 第65回
ネットブックを超える性能のノートがお手頃価格で登場
14型液晶、Fusion APU採用の4万円ノート「Lenovo G475」
2011年05月18日 11時00分更新
ネットブックでは物足りないユーザーに最適
いわゆるネットブックとLenovo G475(436022J)の違いとしては、すでに触れた液晶サイズに加えて、DVDスーパーマルチドライブの存在がある。読み書きのどちらにも対応しているため、ソフトのインストールや、ちょっとしたデータのやりとりが気軽にできるようになる。DVD鑑賞用マシンとしての用途も出てくるのが魅力的だ。
日常的にブラウジングやDVD鑑賞を楽しめて、年賀状作成などに活躍してくれれば十分というユーザーにとって、Lenovo G475は特に不満を感じることのないマシンではないだろうか。3万円台で購入できるマシンとしては十分すぎる性能を備えていると言えそうだ。
「Lenovo G475」(436022J)のここに注目
「Lenovo G475」(436022J)は、14型光沢液晶を備えながら実勢価格3万円台という手頃さが特徴だ。CPUとグラフィックス機能を統合したFusion APU「AMD E-350」を搭載しており、メールやウェブブラウジングといった日々の作業を難なくこなせるうえ、DVD鑑賞も問題ない。
また、マットなブラックを基調とするシンプルなデザインのため、ビジネスとホームユースのどちらにもなじみやすい。中上級者のサブマシン、あるいは初心者向けメインマシンとして役立つはずだ。
※レーダーチャートは、Windowsエクスペリエンスインデックスの結果および、競合機種の原稿執筆時点での平均スペックなどを基準に編集部で独自に作成したものです。製品の特徴をつかむためにご活用ください。
「Lenovo G475」(436022J)の主な仕様 | |
---|---|
CPU | AMD E-350(1.6GHz) |
チップセット | AMD A50M Fusion コントローラ ハブ |
メインメモリー(最大) | 2GB(8GB) |
メモリースロット(空き) | 2(1)/PC3-8500 DDR3 SDRAM |
HDD容量 | 250GB(2.5インチ、回転速度5400rpm) |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ(トレイ式/DVD±R/DVD±RW/DVD±R DL/DVD-RAM/CD-R/CD-RWの読み書きに対応) |
ビデオチップ | CPU内蔵(AMD Radeon HD 6310) |
ビデオメモリー | 最大256MB(メインメモリーと共有) |
ディスプレー | 14型ワイド HD液晶(LEDバックライト、光沢) |
解像度 | 1366×768ドット |
通信機能 | 100BASE-TX、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n) |
インターフェース | USB 2.0×4、マイクロホン端子×1、ヘッドホン端子×1ほか |
カードスロット | 2in1メディア・カード・リーダー |
本体サイズ | 幅340×奥行き231.8×高さ34.4〜17.2(最薄部)mm |
重量 | 約2.2kg |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit 正規版 |
Officeソフト | ― |
保証期間 | 1年間 |
価格 | オープンプライス |
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