Lenovo Ideaシリーズ大研究 第63回
環境光を検知する照度センサーの性能に驚け!
画面輝度を自動調整する「Dynamic Brightness System」
2011年05月14日 11時00分更新
人感センサーで、無駄な消費電力をカット!
Lenovo Dynamic Brightness Systemには、もう1つの機能がある。それが「自動スイッチディスプレー」だ。センサーを使ってディスプレーの前にユーザーがいるのかどうかを判断し、一定時間離席した時にはディスプレーの電源をオフにする。
設定は「時間遅延設定」ボタンをクリックしてどの程度の時間離席したらディスプレーを消すのかを指定するだけ。1分から30分の間で指定可能だ。
電源設定の時間指定でディスプレーをオフにする機能と同じように思えるが、細かな点で違いがある。自動スイッチディスプレーの場合は、Lenovo C205を長時間操作していなくても、センサーがユーザーの存在を検知している限りディスプレーはオフにならない。例えば、ディスプレーに表示された情報を参照しながら書類に書き込んでいるときに、画面が消えてしまうのでは極めて不便だ。
自動スイッチディスプレーは仮にパソコンを操作していなくても人がいることを感知するので、画面がオフにならず表示され続ける。
実際に使ってみると、頭と同じ高さにイスの背もたれがあっても、人と椅子を判別してくれた。なかなか優秀である。
ディスプレーオフ状態から復帰させる方法は3種類あり、「Lenovo C205の前に座る(席に戻る)」「電源ボタン横のディスプレーオン/オフスイッチを2回押す」「マウスやキーボードに触れる」のどれか。座った瞬間に反応するわけではないが、席に戻って手荷物を片付けている間に復帰してくれるはずだ。
なお、自動スイッチディスプレーによってディスプレーがオフになっている際に、Lenovo C205がスリープに移行する場合がある。その時は一般的なパソコンと同じように、キーボードなどに触れてスリープから復帰させる必要がある。
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