NECは15日、キーボード搭載のノートパソコン型Android端末「LifeTouch NOTE」シリーズ3機種を発表した。価格はオープンプライス。
LifeTouch NOTEはスマートフォンの利点に、パソコンが持つ「日本語入力の快適さ」を組み合わせた製品とされている。その象徴であるキーボードは、小型のノートパソコンと同様の配列やキーを備えており、パソコンと同じ感覚で入力できる。横長のコンパクトボディーにノートパソコン並みのキーボードを搭載する点では、NECがかつて販売していた小型コンピューター「モバイルギア」を彷彿とさせる。
InsキーやDeleteキーなど、従来のキーボード付きAndroid端末ではサポートされていなかったキーも搭載している。キーピッチは約16.8mm。Android端末では必須のMenuキーやホームキー、戻るキーも最上段右寄りに配置されている。
日本語IMEとしては、ジャストシステムの「ATOK」を標準搭載。プレインストールされたテキスト編集アプリケーションの「ライフノート」と組み合わせて、快適な日本語入力環境をAndroid端末上で実現している。パソコン用のATOKで作成した辞書データを、LifeTouch NOTEのATOKに登録することも可能だ。
ライフノートではテキストを作成するだけでなく、メールやファイルとして出力できるほか、mixiやEvernoteにアップロードしたり、「FC2 BLOG」や「Ameba」など、対応するブログサービスへの投稿も可能になっている。
