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噂の「Android版モバギ」がついに登場!?

キーボード搭載のAndroid端末 LifeTouch NOTEが発表

2011年02月15日 11時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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ディスプレーは7型タッチパネル
FOMAモデルもラインナップ

 LifeTouch NOTEのディスプレーは、横長な7型ワイド液晶ディスプレーで、解像度は800×480ドットとなっている。横長画面を活用したメーラーやTwitterクライアントを搭載するほか、縦画面表示でスマートフォン用アプリケーションを使うことも可能だ。

標準のウェブブラウザーでASCII.jpを表示した状態。Tegra 2のパフォーマンスでウェブ表示も快適だ

 ディスプレーはタッチパネルとなっていて、Androidアプリをタッチで操作できる。ただしマルチタッチには対応しない。その代わり、タッチペンでの操作やキーボード下側に付いたポインティングデバイスでの操作も可能となっている。

本体裏の右側には、タッチペンを収納している

 通信機能としては、3機種ともに無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)とBluetooth 2.1を内蔵するほか、最上位機種となる「NA75F/1A」には、NTTドコモのFOMA HIGH-SPEED(受信最大7.2Mbps)の通信機能を内蔵できる。本機を無線LANルーターとして使う「テザリング」にも対応する。製品パッケージにはFOMAのSIMカードは含まれないが、別途契約したFOMAのSIMカードを用意すれば、バッテリーを外した裏側から簡単に挿入できる。

付属のバッテリーを外すと、写真左側にSIMカードスロットが見える。バッテリー駆動時間は、通信しながらのホームページ閲覧時で約9時間と長い

 通信機能以外のラインナップごとの違いは主にメモリーとカラーバリエーションで、NA75F/1AとFOMAなしの「NA75W/1A」が16GB(内蔵8GB+SDHC 8GB付属)、下位機種の「NA70W/1A」が4GB(内蔵2GB+SDHC 2GB付属)となっている。本体天板のカラーは、NA75シリーズが3色、NA70W/1Aは「ピアノブラック」のみとなっている。

 重さはFOMAなしの2機種が約699g。FOMA対応のNA75F/1Aは未定。バッテリー駆動時間は、ホームページ閲覧時で約9時間、YouTube動画再生時で約7時間とされている(NA75F/1Aは未定)。

本体前面。スロットやスイッチはなく、LEDインジケーターが閉じた状態でも見える位置に配置

本体左側面。左から盗難防止用セキュリティホール、ミニUSB、ヘッドホン端子

本体右側面。左からタッチペン収納部、SDメモリーカードスロット、電源コネクター

OSはAndroid 2.2 Androidマーケットも利用可能

 LifeTouch NOTEはOSにAndroid 2.2を搭載する。CPUにはNVIDIAの最新デュアルコアSoC、Tegra 250(1GHz)を内蔵。HD動画再生やゲームでも優れたパフォーマンスを発揮する。

 Googleの認証も得た端末であるため、GmailやGoogleマップ、YouTubeなどのGoogle Mobile Serviceの各アプリケーションがプレインストールされている。またAndroidマーケットも利用可能で、Android向けに提供される多彩なアプリケーションが利用できる。加えて、NECビッグローブが運営するAndroid用のアプリ/コンテンツマーケット「andronavi」も利用できる。ただしFOMA対応モデルでも、NTTドコモが提供する「ドコモマーケット」は利用できない。

ホーム画面。Googleの認証済み端末なので、Google純正アプリが並ぶ

NECビッグローブの「andronavi」。日本で検証・開発されたアプリを簡単に検索、入手できる

 GPSや電子コンパスといった、スマートフォンでは標準的なセンサー類も内蔵している。背面には200万画素のカメラを内蔵。自分撮りが可能なウェブカメラではなく、画像メモ撮り用と位置付けられている。

 そのほかにも、Flash Player 10.1やEvernote、PDFやMicrosoft Officeで作成した文書を閲覧するアプリ「Catalyst Mobile Reader」などのアプリケーションがプレインストールされている。

 予想実売価格は、NA75F/1Aが5万5000円前後、NA75W/1Aが4万5000円前後、NA70W/1Aが4万円前後と想定されている。発売時期はNA75W/1AとNA70W/1Aが3月10日、NA75F/1Aが4月下旬の予定。

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