アイ・オー・データ機器から2月中旬より順次販売開始
Windows Storage Server 2008 R2搭載NAS「LAN DISK Z」
2011年01月20日 06時00分更新
1月19日、アイ・オー・データ機器は、Windows Storage Server 2008 R2 Workgroupを搭載したNASの「LAN DISK Zシリーズ」を発表。2月中旬より順次出荷開始する。
本シリーズは、NAS用OSのWindows Storage Server 2008 R2を搭載。ファイル共有プロトコルとして最新の「SMB 2.1」に対応し、クライアントOSとしてWindows 7を使用した場合、Windows XPと比べ転送速度が約2.5倍高速になるという。
CPUにはAtom D510(1.66GHz)デュアルコアプロセッサーを採用。また、iSCSIターゲット機能により、本製品上に作成した仮想ディスク(VHD:Virtual Hard Disk)をiSCSIストレージとして使用できる。さらに、Active Directoryとの連携に対応する。
また、各種ソフトのインストールにも対応し、ウイルス対策ソフトのインストールでネットワークを介して感染するウイルスからNASを守れるという。対応ウイルス対策ソフトは「VirusScan Enterprise 8.7i」「Symantec EndPoint Protection 11」「AhnLab V3 Net for Windows Server 7.0」など。その他のインストールできるソフトはこちらを参照のこと。
ラインナップは、4ドライブモデルの「HDL-Z4WS8.0A」(容量8TB)と「HDL-Z4WS4.0A」(容量4TB)、「HDL-Z4WS2.0A」(容量2TB)のほか、2ドライブモデルの「HDL-Z2WS2.0A」(容量2TB)と「HDL-Z2WS1.0A」(容量1TB)、2.5インチハードディスクを搭載した省電力タイプの「HDL-Z2WS1.0LP」(容量1TB)の6モデル。
価格(税別)は容量2TBの4ドライブモデルが15万8000円から、容量1TBの2ドライブモデルが11万4800円から。

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