参考展示で裸眼式3D対応機を多数出展
裸眼式(グラスレス)の3D表示対応機にも力を入れていく。いずれも参考展示ではあったが、24.5インチサイズのグラスレス有機ELディスプレーや、10インチサイズのグラスレス液晶ディスプレー搭載ポータブルBDプレーヤー、さらには3D対応のヘッドマウントディスプレー(HMD)のような変わり種も出展されていた。
またハードウェア以外にも、ドキュメンタリー専門放送局の米ディスカバリー・コミュニケーションや、3D映写システムのカナダIMAX社と提携し、3D専門チャンネル「3net」を発表。BDやゲーム以外の3Dコンテンツ提供も拡大していく。
もちろん、液晶テレビ「ブラビア」も3D対応製品を大幅拡充。中級機以上は3D対応が当たり前という広がりを見せるようだ。
日本での発表が待ち遠しい
未発表VAIOもちら見せ
特に3D対応というわけではないが、会場では日本未発表の新VAIOもいくつか出展されている。特に注目なのは、第2世代Core iシリーズを搭載する一体型デスクトップ「VAIO L」と、13インチ級モバイルノートだろう。
VAIO Lはデザインが一新され、24インチ/フルHDディスプレー搭載の本体を、本体後部にある2本足のスタンドで支える形状となっている。マルチタッチ対応のタッチパネルディスプレーを備え、HDMI入力端子を備えたり、VESAマウント対応で壁掛けやモニターアームへの装着も可能など、テレビ的な使い方をより重視しているようだ。
「VAIO Z」の後継機と思われる「VAIO Design Concept PC」は、13インチサイズのディスプレーを備えるモバイルノートである。VAIO Zの特徴であるスイッチ式の「スイッチャブルグラフィックス」は後継機でも健在。ただし、現行のVAIO Zが切り替えスイッチに独特な「三角スイッチ」を採用していたのに対して、新機種では左右スライドのスイッチとなっている。
CPUは当然ながら、第2世代Core iシリーズを採用。本体右側面にはUSB 2.0×2に加えて、USB 3.0ポートも搭載。さらに、本体外部に装着するタイプの薄型拡張バッテリーも用意されるもようだ。
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