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Lenovo Ideaシリーズ大研究 第35回

無駄のない厳選アプリのみをバンドル

IdeaCentre K320(3)──付属アプリケーションを紹介

2010年12月23日 11時30分更新

文● 石井英男、写真●篠原孝志(パシャ)

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Microsoft Windows Live Toolbar & Search

 Windows Liveとは、マイクロソフトが提供する検索ページやメッセンジャーなどのコンシューマー向けインターネットサービスの総称であり、「Microsoft Windows Live Toolbar & Search」は、Windows Liveの検索サービスであるWindows Live Searchを使うためのInternet Explorer用アドオンだ。

Microsoft Windows Live Toolbar & Searchは、ツールバーとして動作するので、検索エンジンのWebサイトを表示しなくても、ツールバーの検索ボックスに検索したい語句を入力するだけで、Webサイトの検索が可能だ

 Microsoft Windows Live Toolbar & Searchは、ツールバーとして動作するので、検索エンジンのWebサイトを表示しなくても、ツールバーの検索ボックスに検索したい語句を入力するだけで、Webサイトを検索できる。また、検索ボックス右側のプルダウンメニューを開くと、その語句に関連するニュースや画像などを検索することもできる。

 次は、最初にインストールや登録などの作業が必要なアプリケーションを紹介しよう。

i-フィルター 5.0

 i-フィルター 5.0は、デジタルアーツ社が開発したフィルタリングソフトだ。フィルタリングソフトとは、子どもや未成年者にとって有害なサイトをブロックするソフトだ。フィルタリングソフトがあれば、子どもや未成年者にも安心してインターネットを使わせられる。

 i-フィルター 5.0を利用するには、まず、デスクトップにある「i-Filter Install」というアイコンをダブルクリックし、i-フィルター 5.0のインストーラーを起動する必要がある。インストーラーの指示に従って、i-フィルター 5.0をインストールしたら、メールアドレスや名前、管理パスワードなどを入力して、無料お試し版の申し込みをする。

i-Filter Installアイコンをダブルクリックし、i-フィルター 5.0のインストーラーを起動する

セットアップタイプの選択では、通常は「かんたんインストール」を選べばよい

インストールが完了すると、再起動後、i-フィルター 5.0の使用許諾契約画面が表示されるので、「『i-フィルター』を使ってみる」をクリックする

上の「次へ」をクリックすると、30日間の無料お試し版が利用できる

無料お試し版を利用するには、メールアドレスや名前、管理パスワードなどを入力して、申し込みをする必要がある

申し込みが完了したら、先ほど指定した管理パスワードを入力する

i-フィルター 5.0のメニュー画面。上にあるスイッチで、i-フィルターの有効/無効を切り替える

「フィルタリング設定」画面。Windowsアカウントごとにフィルター強度を設定できる

「フィルター強度設定」画面。小学生向けや中学生向けなどのカテゴリセットが用意されているが、より詳細に設定も可能だ。閲覧だけでなく、掲示板やブログなどへの書き込みや購入ページをブロックできる

 なお、Lenovo H320に付属しているのは、フルパッケージ版ではなく、30日間のみ有効なお試し版だ。申し込みが完了したら、フィルタリングに関する設定する。Windowsアカウントごとにフィルター強度を設定でき、ブロックする項目についての詳細な設定も可能だ。また、どんなジャンルのサイトにアクセスしているかといった、インターネット利用状況を確認することもできる。

McAfee VirusScan Plus

 「McAfee VirusScan Plus」は、マカフィー社のアンチウイルスソフトだ。アンチウイルスソフトは必須ソフトの一つだが、McAfee VirusScan Plusは、老舗のアンチウイルスソフトで、その信頼性には定評がある。

 Lenovo H320には、60日間利用可能なMcAfee VirusScan Plusの体験版がプリインストールされているが、利用にはユーザー登録が必要となる。

 Lenovo H320を最初に起動すると、自動的にMcAfee VirusScan Plusのユーザー登録処理が開始される。

Lenovo H320を最初に起動すると、自動的にMcAfee VirusScan Plusのユーザー登録処理が開始される

 マカフィーのアカウントを持っていない場合は、名前とメールアドレス、パスワードを入力して、アカウントを作成すれば、McAfee VirusScan Plusを60日間利用できるようになる。

マカフィーのアカウントを持っていない場合は、名前とメールアドレス、パスワードを入力して、アカウントを作成する

 アンチウイルス機能だけでなく、ファイヤウォール機能も有効になるので、セキュリティは万全である。無料期間が終了したら、有料で契約の更新が可能だ。

McAfee SecurityCenterのメニュー画面。アンチウイルス機能だけでなく、ファイヤウォール機能も利用できる

 IdeaCentre K320に付属しているアプリケーションはそれほど多くはないが、実用的なアプリケーションばかりなのでありがたい。

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